1/2
プロローグ
「あぁ、心とは一体何なんだろうか。
僕を蝕み、孤独にする。
そんなものなら___。」
魔術は様々存在する。
炎を生み、水を操り、傷を癒し、人々の暮らしを支えるもの。そしてヒトの心を操るもの。
ー精神魔術ー
それは人々に恐れられ忌避されてきた。
脅威は様々存在したが、人々が守りたいと思うもの。それこそ己の心だったのだ。
そんな魔術を使い、ヒトを助ける相談所を開く者、樺憙秋がいた。
樺は助手のルピナと共に依頼人を待つのであった。
そして今日も、1人の依頼人が扉を叩くのだった。




