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第5章──伝説の待ち人

(でん)(せつ)()(びと)




     Ⅰ


乾丸(いぬいまる)の屋敷を後にした錫は、その足でどうしても立ち寄りたい場所があった。

越知とは近々また連絡を取る約束をしたが、別にデートの約束を取り付けたわけではない。乾丸正嗣(まさつぐ)の呪いを解くための情報をやり取りするためだ。もっともそれは同時に龍門の呪いを解くためでもあるが、そのことを越知は知らない。


「まったく…バカにしてるわよ…あの男」早合点(はやがてん)した自分のことは(たな)に上げて、錫は一人でぷりぷり怒っていた。「そりゃ、乾丸先生の弟子なら霊能力者だろうから、チャクラくらい見えるんだろうけど…。あんな思わせぶりな言い方って…」気持ちを切り替えたい錫は、まずいしを呼び出して(いや)されたい気分だった。

集鬼鈴を今すぐ鳴らしたいが、こんな道端(みちばた)で使おうもんなら、どんなえげつないモノが一緒に(たか)ってくるか分からない。なるべくなら神社やお寺で鳴らすのが得策(とくさく)だ──神聖(しんせい)な場所ならある程度の霊は(しの)げるからだ。

近くに神社を見つけた錫は、境内に入ると早速集鬼鈴を一振りした。思惑(おもわく)どおり錫の苦手な低級(ていきゅう)(れい)たちは境内(けいだい)には近寄って来なかった。安堵(あんど)して(しばら)く待っていると、いしがどこからか必死で駈けて来た。

「ご主人様、お待たせですけん」錫に呼ばれて嬉しいいしは、行儀(ぎょうぎ)()くお座りして、大きな尻尾(しっぽ)をピュンピュンと振っていた。

「いし、お留守番ご苦労さまでした!やっぱりあんたが一緒じゃないと(さび)しいわ…」錫のその一言で、いしは猫のように前足でデレデレと顔を(こす)った。

「もう…いしったら…。ねぇ、今から行きたい所があるの。今度は一緒に来てくれる?」

「もちろんですけん!」いしは子犬のように小さくなって錫の肩にちょこんと乗っかると、満足そうにお座りした。


道々(みちみち)乾丸のことをいしに話して聞かせると、驚きながら錫の話に耳を(かたむ)けていたが、次に錫が何をしようとしているかを察したようだった。

「ではご主人様は晶晶白露を(こしら)えた鍛冶職人を探しに行かれるのですね?」

「そうよ、この町は刀の町として有名らしいわ…」

「どうやって探すんです?何か心当たりが…?」

「晶晶白露の名前を頼りに……虱潰(しらみつぶ)しサクセン…キキキ!」

「ご主人様…下品(げひん)冗談(じょうだん)ですよ……」

「ご、ごめん…」いしは笑って錫の耳たぶをぺろりと()めた。



錫たちが訪れた二件目の鍛冶屋は、二人の鍛冶職人が働いていた。年齢は違っていたが笑えるほど顔形(かおかたち)がそっくりで、誰が見ても親子だった。

一件目の鍛冶屋では、晶晶白露の名を出しても〝まったく聞いたことがない〟と首を振られ、すぐ失礼した。簡単に見つかるとは思っていなかったが、どうせなら早く当たりを引きたいと、都合の良いことを考えながら二件目の鍛冶屋を訪れたのだった。

錫の作戦は、〝(こう)(そう)した〟というより〝運が良かった〟というべきだろう。なんと二件目に訪れたこの鍛冶屋こそが、その昔香神虎が晶晶白露を作らせた鍛冶屋だったのだ。

いきなり錫が仕事場に入って来て、〟晶晶白露ってご存じないですか?〝と訪ねられた鍛冶屋親子は、動かしていた手を止め、ぽかんとして錫を見ていたが、そのうち父親の方が〝本当に来やがった…〟と放心(ほうしん)(てい)(つぶや)いた。それから〝まぁ上がれまぁ上がれ〟と()き立てられた錫は、鍛冶場の奥にある、開けっぴろげの畳の部屋に引っ張り込まれた。

「まさか本当に来るとは思わなかったなぁ…」父親は六十代だろうか……毎日熱い作業場で働いて体内の水分が不足しているせいか、体は細身で顔も余分な肉が落ちて(あご)(とが)りカマキリのようだ。息子は三十代に見えるが、体つきも顔つきも面白いほど父親と似ていて、やはりカマキリのようだった。

「あ、あのぉ…晶晶白露はこちらで作られたんですか?」錫はまだきちんと答えを聞かされていない。

「あぁ…こいつはすまねぇ!ついつい(あわ)てちまって…」父親は首に掛けていた手ぬぐいで汗をふきながら錫をまじまじと見た。

「俺はこいつの父親で久間(ひさま)(たに)()(ろう)」。「僕はこの人の息子で久間谷亜良易(あらやす)です」

──「ちょっと変わった紹介の仕方ね…」

「ところでお嬢ちゃんは誰だい?」

「……はい?……あの…晶晶白露のことを知りたくて…」

「あーあーそうだった…すまねぇすまねぇ。どうも俺は先走(さきばし)っちまうのが悪い(くせ)でね…」

──「なんだかこのおじさん落語家みたい…」

「つまり俺が言いたいのはだな……あんたは晶晶白露とどんな関係があるお方なのかということだ」

「おじさんすみませんが……それでもまだ先走りすぎです。まず…」

「そうだよ父さん…まず晶晶白露がここで作られたのかどうかを教えてやらないと…」

「あーいけねぇ!お嬢ちゃんよ…そのとおりだ。晶晶白露はうちで生まれた名刀(めいとう)だ!」

錫の胸の内でファンファーレが鳴り響いた。

「やりましたですけん、ご主人様!」いしも錫の肩の上で喜んだ。

「それじゃ、おじさんが晶晶白露を作られたのですか?」

「作ったのは親父だ。あそこ…」吾郎が指さしたのは、(うるし)()りの(りっ)()(ぶつ)(だん)だった。「あの写真がそうだ…」

──「うわ~…あの写真の人もおじさんと同じ顔してる…」錫は笑いたいのを(こら)えた。

「おい、母さんにお茶入れてもらってくれ」息子の亜良易は黙って(うなず)いて腰を上げた。「それにしてもこんな事が本当にあるなんてなぁ…」吾郎は不思議そうな口ぶりで、四つん()いのまま仏壇の前まで進み、下にある引き出しを開けてごそごそしていたが〝これだこれだ〟と(つぶや)いて大きな菓子箱を出してきた。

「もう四十年以上前になるかなぁ…あの〝宇宙人さん〟が親父を訪ねてここに来たのは…。俺はまだ()()しで、親父に引っ付いて必死に刀作りの()()()を教わっていた頃だった。親父は職人気質の頑固者(がんこもの)だったが、〝刀に命を吹き込む業師(わざし)〟と言われてたんだよ。〝宇宙人さん〟はそんな噂を耳にしてここに来たんだ…」吾郎がそこまで話すと、亜良易が母親を連れて戻って来た。

「あっ、これが俺のかみさんだ」

「初めまして。……まぁ、可愛いお嬢さんだこと…」お茶を出しながら、錫の顔を見て驚いている。「我が家に伝わる〝伝説の待ち人〟がこんな可愛いお嬢さんだったとは…」

「伝説の待ち人…?」この家ではいったいどんなメルヘンが言い伝えられてきたのだろうかと、錫はワクワクしてきた。

「そうだよ。我が家では必ず年の初めに〝今年こそは来るかもしれない〟と言いながらお屠蘇(とそ)を頂いてたんだ…」

「まぁまぁ待てって…順序(じゅんじょ)よく話すんだ…順序よく…。えぇ~っと…見てみろ…忘れちまったじゃねぇか…」錫はこんなほのぼのとした家族となら、すぐに溶け込めそうな気がした。

「宇宙人さんがここに来たっていうお話でしたが…」

「あーそうだそうだ……それそれ」

「宇宙人さんって…香神虎という人ですか?」

「香神虎?それが宇宙人さんの名前かい?」

「えっ!?……名前を知らないのですか!?」

「名前は知らねぇ…我が家では〝宇宙人さん〟で通ってたんでね」

「あんた…ほら…最初から話してあげなよ!」

「…分かってるってぇ!お嬢ちゃん…まぁゆっくり話を聞きな…。お茶とせんべいでも(かじ)りながらよ」



久間(ひさま)(たに)(せん)治郎(じろう)は、その道では久間谷倭乃月(やまとのつき)という称号(しょうごう)を持つ刀匠(とうしょう)だった。彼は一打ち一打ち身魂(みたま)を吹き込み刀を作り上げる──それ(ゆえ)に自分で手がけた刀を我が子同様に(いと)おしんでいた。

ある日泉治郎の元へ一人の旅の男が訪れた。年齢は自分と大差(たいさ)がなさそうだが身なりは酷いものだった。

最初は物乞(ものご)いかと思った泉治郎だったが、男の体内からは近寄れば火傷(やけど)()いそうな(ただ)ならぬ()(はく)(みなぎ)っていた。それは真っ赤に焼けた鉄の(ごと)く熱い霊気(オーラ)だった。泉治郎は全身に鳥肌が立ったが、恐怖のそれとは違っていた。男もまた泉治郎の気迫を感じ取りながら、正面に向き合う形で立った。

やがて最初に口を開いたのは旅人の方だった。「刀匠に生きた短刀を作ってもらいたい」

「引き受けよう」二つ返事だった。両者は互いの度量を瞬時に見極めていたのだ。



「これが親父と宇宙人さんの出会いだ」

「でもこの話ってまだ始まりでしょ?もう手が汗ばんでます…」

「そうだろうともよ…。門外(もんがい)不出(ふしゅつ)の秘伝話だからな」

「おじさんは(ずい)(ぶん)(くわ)しく(おぼ)えてるんですねぇ?」

「あらあらお嬢ちゃん、この人が詳しいのは義父(おとう)さんが書き残した記録があるからだよ…」

「あっ、種明(たねあ)かししやがって…ほんとにお前は出しゃばりな奴だな…。まぁ、そういうこったお嬢ちゃん。詳しい事はその菓子箱に入ったノートに全部書かれてる。後でゆっくり読んでみな」

「わぁ~!ありがとうございます!」

「では…続きと行くかい…」



「それで…どんな短刀がお望みだ?」

「私の言うとおりに(こしら)えてもらいたい」

「言うとおりの物を拵えるなら私でなくてもよいではないか?」

「いいや、誰にでも作れる刀ではない…。これからその短刀を見せるので、同じ物を二本拵えてもらいたいのだ」

「………短刀があるのか?」

「ここには無い…」

「………?」

「すまんが両手を出してもらえるか?」意味が分からぬまま、泉治郎は素直に両手を差し出した。

「これからその短刀を見せるので、しっかり記憶してもらいたい」短刀の絵でも見せるつもりかと思っていると、男は泉治郎が差し出していた両手をしっかりと握った。

「あっ!」泉治郎は思わず叫んだ──。

男が泉治郎の手を握った途端、(まなこ)の内側にはっきりと一本の短刀が浮かび上がった。(いや)──厳密(げんみつ)にいえば、それは(あたか)も目の前に現れたと表現する方がしっくりくる感じだった。見た目は(いた)って普通の短刀だったが、美しい波状(はじょう)を持った刃には朝露(あさつゆ)のような水滴(すいてき)(したた)り、一振りすれば銀の玉露(たまつゆ)となって飛び散りそうだった。泉治郎は比類なき魅力(みりょく)を秘めたその短刀に吸い込まれそうになった。

「これは晶晶白露という短刀だ。頭に叩き込んでもらいたい」

「もう脳裏(のうり)に焼き付いている…」

それを聞いて男は泉治郎から手を離した。その途端、晶晶白露は泉治郎の眼から消え去った。

「今のはいったい……」

「夢ではない……刀匠の魂を吹き込んで、今見た短刀を拵えてくだされ」

「だが…私の未熟な腕では、あれほどに見事な短刀は作れない…」

「あらかじめ伝えておくが晶晶白露はこの世の物ではない──(ゆえ)にまったく同じ物はどうやっても無理だ。私が望んでいるのは晶晶白露と()()()()を持った短刀だ。そしてそれを作れるのは貴殿のような刀匠の他にはいない」

「………分かった…それほどまでに言われるなら改めて引き受けよう」泉治郎は不安と裏腹(うらはら)に、この世の物ではないという晶晶白露なる短刀を(こしら)えてみたい気もあった。


 「それで……私はどのようにすればよいのか教えてもらおう」

 「(むずか)しくはない。(つち)で鉄を一打(ひとう)ち一打ちする度に霊気を練り込んでもらいたいのだ」

「霊気?私にそんな力はないが…?」

「心配には(およ)ばない──さっき貴殿の手を握った時に、私の霊気を(すで)に分けておいた。貴殿は刀に命を吹き込むほどの刀匠だ。おそらく普段から自らの魂気(こんき)を刀に練り込みながら鎚を打つのであろう?それと同じ要領(ようりょう)で拵えてもらえれば、自ずと霊気は混ざり込むはずだ」

(あい)()かった。力まずいつもどおり丹精(たんせい)()めて作るとする。他には?」

 「刀には(つか)の中に隠れる(なかご)と呼ばれる部分があり、そこに()(きざ)むと聞くが間違いはないか?」

「そのとおりだ。間違いない」

「そこに(いん)を刻んでもらいたい」

「どのような印を?」

「最初に〝(あめ)〟の字を………その上から逆さまにした〝(つち)〟の字を刻んでもらいたいのだ」

「〝天〟の字の上に重ねて〝地〟の字を逆さまに刻む……承知した。他には?」

「晶晶白露を拵えるための約束はそれだけだ。おぉ…もう一つ大事なことを言い忘れておった。さっきも話したように私が望んでいるのは晶晶白露の性質だ──故に刃先は(するど)くする必要はない。目的が違うのでな…」

「…切れぬ刀か……まぁよい…言われるままにしよう…。目の前で摩訶不思議(まかふしぎ)な短刀を見せられたのだ──頭で考えるのは()す…」

「さすが…切れ味の良い刀匠だ!」



「こうして親父は晶晶白露を作り始めたのよ。二本作るのに一年かかったんだが、それでも親父は気に入らなかったようだ。〝(おのれ)の未熟さが(うら)めしくてならない〟と(こぼ)していたのを今でも覚えてる…」

「だけど、宇宙人さんは満足したんでしょ?上出来だって…」横から割って入ったのは、それまで黙って話を聞いていた亜良易だ。

「そうともよ!宇宙人さんは思った以上の出来(でき)()えに〝やはり貴殿に頼んで間違いなかった〟と喜んだんだ…。お嬢ちゃん…ざっとこういう話だ。こうやって晶晶白露は完成したんだよ」錫は今まで謎だった晶晶白露誕生の秘話に言葉も出なかった。

──「まさか霊気を練り込み、(あめ)(つち)の文字を重ねた印を刻んでいたとは…」

「だけどさぁ、あんた…。義父(おとう)さんの拵えた晶晶白露ってのはどれほどの短刀だったのかねぇ?」

「どれほどって?」

「だってさぁ…宇宙人さんは同じ物はどうやっても無理だと言いながらも、その出来映えに満足したんだろ?よっぽど見事な短刀だったんだろうと思ってね…。一度拝ませてもらいたいもんだね…」

「あのぅ~…私…今持ってますよ…」錫の一言に久間谷家の三人はバッと錫に顔を向けた。

「あらららっ、お嬢ちゃん…義父さんの…泉治郎作の晶晶白露を持ってるのかい?」吾郎のおかみさんは晶晶白露を拝ませてくれと言わんばかりの目で錫に訴えかけている。

「はい。ここにあります」錫は大きなバッグのファスナーを開け、桐の箱を取り出した。

「この中で(じい)さまが作った晶晶白露を見たことのあるのは父さんだけだ。僕も話でしか知らない…」亜良易も目がギンギンだ。三人はお互いを押し退けるように桐の箱を覗き込んだ。

「では………開けます…」錫は三人の仕草(しぐさ)面白(おもしろ)くて悪戯心(いたずらごころ)()き、わざと重々(おもおも)しく桐の箱を開けた。

「わ──っ!」晶晶白露が現れると、三人は(そろ)って(かん)(たん)の叫びをあげた。

「さ…触ってもいいかい?」吾郎は錫に許しを得てから(おもむろ)に手を伸ばした。吾郎が手に取ってじっくり鑑賞(かんしょう)するのを二人が恨めしそうに黙って見ていたが、やがて待ち切れない(てい)で早く触らせてくれと()き立てた。

「ねぇ、いし…この晶晶白露、私たちには明らかにレプリカだけど、この人たちから見ればスゴい代物(しろもの)に見えるんでしょうね?」

「はい。比べる物がありませんからね…」

「でも私は小さい頃から晶晶白露を見ていたせいか、本物と出会う前から大した短刀には見えなかったけどね…」

「それはご主人様に刀の知識がないからではありませんか?」

「あっ、いしったら…言ったわねぇ~。あとでお腹こちょこちょの刑に(しょ)する」

「ご主人様、勘弁(かんべん)です勘弁ですぅ~」まだされてもいないのに、いしは目を垂らして転げ回った。


やがて三人が一頻(ひとしき)り喜びと感動を味うと、吾郎は丁寧に晶晶白露を桐の箱に戻し、真顔で錫に尋ねた。

「ところでお嬢ちゃんは誰なんだい…?」再びこの質問に辿り着くまで長い時間を(よう)した。錫は笑いが込み上げてくるのをぐっと(こら)えた。

「え~…あっきれたねぇ、この人ってば…。お嬢ちゃんの素性も知らずにペラペラ晶晶白露のことをしゃべってたのかい?」

「うるせぇ!俺にはこのお嬢ちゃんが宇宙人さんと関係ある人だって一目で分かったんだ。ただ誰なのかがはっきりしねえ…」

「は~……あんたって人はもう…」錫はこの愉快(ゆかい)なやり取りをもう少し聞いていたかったが、頃合いだろうと割って入った。

「あのぅ…実は私……宇宙人の孫なんです!」

「えっ!?」二人の口喧嘩(くちけんか)がピタッと()んだ。

「皆さんが宇宙人さんと呼んでいたのは香神虎という名前で、私のおじいちゃんなんです」

「ほ、ほ、ほ~ら見ろ…俺の目に(くる)いはねぇだろうが……」

「結果オーライってやつでしょ」お互い譲らないが、それももう口先だけだ。



「ところで…〝伝説の待ち人〟って言われてましたが…それは私のことなのですか?」

「あぁ、違えねぇ!そのこともお嬢ちゃんに話さねばなんねえよなぁ…。実はなぁお嬢ちゃん…それはまた()()()なんだ…」




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