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第36話〜限界〜

限界を越えるために必要なこと。

『ギャアオォォォォォ!!!!!!!!!!!』

飛竜は口に火をためている。

千夜

「や、やばいぞ!?」

俊也

「でも逃げ場なんて・・・」

刃界

「くそっ!!とにかく尾の方に走るんだ!!」

三人は飛竜の尾な方に走り始めた。

俊也

「はぁ、はぁ、はぁ。」

千夜

「ガキ!!頑張れ!!」

俊也

「はぁ、はぁ、・・・わっ!?」

俊也は飛竜の鱗につまずき転んだ。

千夜

「ガキ!!!」

刃界

「あのバカ・・・・」

二人は俊也に近寄る。

千夜

「立てるか!?」

俊也

「か、体に力が入らない・・・」

刃界

「俺が背負う!!小娘走れ!!」

千夜はそれを聞くと走りだした。

刃界

「ふんっ・・・よっ。」

俊也

「すみません・・」

刃界

「黙ってろ!!舌噛むぞ!?」

刃界は俊也を背負いながら千夜に追い付いた。

『ギャアオォォォォォ!!!!!!!!!!!』

三人は同時に振り向いた。

飛竜は火を溜め終わり今にも吐き出そうとしている。

刃界

「走れ!!!」

三人は尾に向かい走りだしたその時

ゴォォォォォォ!!!!!!!

飛竜が業火を吐き出した。

業火は飛竜の背中を物凄い勢いで駆け巡る。

刃界

「に、げきれない!!」

千夜

「あきらめんな!!」

俊也

「ぐっ・・・!?」

三人と業火の距離はおよそ50メートルまで来た。

刃界

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」

千夜

「ぐっ、はぁ、はぁ。」

そして業火が三人に追い付いたその時俊也は刃界の背中から降りた。

刃界

「なっ!?小僧!!」

千夜

「ガキッ!!?」

俊也

「後ろに!!」

二人は俊也の後ろに回った。

俊也

「頼むぞっ!!はぁぁぁああぁあぁぁあ!!!!」

俊也は迫り来る業火に両手を出した。

すると俊也の両手にはまた風が吹き荒れた。

ゴォォォォォ!!!!

業火が俊也の風によって止められている。

俊也

「ぐっ・・・ぁ・・・」

俊也は必死に業火を止めようとふんばるが業火は少しづつ迫ってくる。

千夜

「俊也!!ふんばれ!!」

千夜は俊也の手を握った。

刃界

「小僧!!負けるな!!」

刃界も俊也の手を握った。

俊也

「二人共・・・・ありがとう。」

だが業火は着実に迫っている。

俊也

「千夜!!刃界さん!!力を貸して!!」

千夜

「俊也を信じるよ!!」

刃界

「小僧を信じてみせる!!」

俊也&千夜&刃界

「「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」」」

その時、俊也の風が息を吹き返したように勢いが増し業火を押していく。

俊也&千夜&刃界

「「「いっっけぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」」」

風は一つの玉になり業火をなぎ払い飛竜の顔へと向かい直撃し弾けた。

ドォォォォォォン!!!!!!!

俊也

「やっ・・・―――――」

俊也はその場に崩れるような倒れた。

千夜

「俊也!?」

刃界

「・・・大丈夫だ。限界を越えて力を使ったから急激に眠りについただけだ。」

千夜

「そうか・・・よかった・・・」

『ギャアオォォォォォ!!!!!!!!!!!』

飛竜は痛みに顔を激しく動かす。

千夜

「うわぁ!?ゆ、揺れる!?」

刃界

「なっ!?小僧!!」

俊也は揺れにより下に転がっていった。

千夜

「俊也!!」

千夜は傾いた背中の上で俊也を追い走りだした。

刃界

「くそっ!!小僧!!目を覚ませ!!」

俊也はどんどん加速しながら転がっていく。

千夜

「追い付けない・・・・!?」

刃界

「小僧!!起きろっっ!?」

俊也は背中が途切れている所の手前の鱗で止まった。

千夜

「止まった!!」

刃界

「今のうちだ!!」

二人は俊也に駆け寄った。

そして俊也を無理矢理起こした。

俊也

「うっ・・・・」

千夜

「ガキ、今は頑張って起きるんだ。」

刃界

「おい・・・まさか・・」

俊也

「刃界さん・・・?」

どんどん傾斜が直角になっていく。

刃界

「やばい!!こいつひっくり返って俺達を落とすきだ!!」

千夜

「まじか!?どうすんだ!?」

俊也はゆらゆらと立ち上がった。

俊也

「飛び降りましょう。」

千夜

「は?何バカなことを・・・」

刃界

「時間がない。聞かせろ。」

俊也

「はい。飛竜がひっくりかえる瞬間に腹の方に行くんです。」

千夜

「どうやって!?」

俊也

「走って。です。」

刃界

「だがそれが一番助かる確立が高い策だな。よし、やるぞ。」

千夜

「はぁ、わかったわよ。もうこうなったらどこまででもやってやるわよ!!」

俊也

「これはタイミングが鍵を握ります。遅かったら地面に急降下、早くても地面に急降下、ミスったら最後です。」

千夜

「まぁ、うまくいくように願うしかないね。」

刃界

「そうこういっている間にそろそろだ・・・」

背中はほぼ直角に近くなりつつある。

千夜

「そろそろじゃないか?」

俊也

「まだ、だ。」

刃界

「ぐっ・・・」

三人はなんとか踏張っているがそろそろ限界らしい。

俊也

「・・・・今だ!!!!!」

三人は合図とともに一気に走りだした。

三人はどうにか飛竜の脇腹まで来た。

千夜

「はぁ、はぁ、はぁ。」

刃界

「はぁ、はぁ、はぁ。」

俊也

「ぐっ、・・・」

脇腹もあと少しで直角になる。

俊也

「間に合えっ・・・!!」

千夜

「死んでたまるか!!」

刃界

「おぉぉぉぉ!!!」

三人は腹めがけて飛び込んだ。

ザァァァアー。

俊也

「ふぅ、危なかったぁ・・」

千夜

「まったく次から次へとなんで悪いことばっか起きるのよ。」

刃界

「何はともあれどうにか来たな。」

俊也

「それじゃあ行きましょうか。」

千夜

「どこに?」

俊也

「中心に。」

刃界

「・・・なるほどな。小娘、おまえは喜ぶことだ。」

千夜

「どうゆうことよ?」

俊也

「行けばわかることだ。」

刃界

「まぁ、少しだから軽く走って行くぞ。」

三人は軽く走って腹の中央らへんに来た。

俊也

「ここらへんですかね。」

刃界

「そうだな。じゃあ派手にやるか。」

刃界は刀を抜いた。

千夜

「あ。そゆことだったのね。じゃあ私も!!」

千夜は二丁拳銃を取り出した。

俊也

「じゃ、どうぞ。二人共。」

刃界

「はぁぁぁぁあ!!!!」

ズバッ、ズバッ、ズバッ!!!

刃界は豪快に切り刻んでいく。

千夜

「さっきのお返しよ!!」

ドドドドドドドド!!!!!!!

千夜はどこもかしこも撃って撃って撃ちまくった。

千夜

「そらそらそらぁっ!!!!!」

俊也

「千夜・・・恐い。」

刃界

「だぁっ!!はぁっ!!」

ズバァッ!!ザシュッ!!

『ギャアオォォォォォ!!!!????』

飛竜は叫び声を上げている。

俊也

「そろそろ効いたみたいですね。」

刃界

「ふぅ、しぶてぇやろうだぜ。」

刃界は刀をしまった。

千夜

「えーもう終わり?つまんないの。」

千夜はしぶしぶと銃をしまった。

俊也

「なっ!?」

なんといきなり飛竜の顔が自分の腹を覗くように顔が三人の前に来ていた。

千夜

「ご、ごきげんよ〜。あははは・・・」

刃界

「まじかよ・・・・」

その時だった。飛竜は一瞬にして体を回転させた。

俊也

「え?」

千夜

「は?」

刃界

「あ?」

三人は急に足が飛竜の腹から浮き宙に浮いていた。

千夜

「落ちるの?」

刃界

「たぶんな。」

俊也

「くっ・・・・うぉぉぉ!!!」

俊也は宙を蹴り飛竜の顔にしがみついた。

千夜

「そゆことね!!」

千夜は銃を取り連射して飛竜の顔にしがみついた。

刃界

「はぁっ!!」

刃界も刀を思いっきり振りなんとか飛竜の顔にしがみついた。

『ギャアォ!?!?』

飛竜は驚きかなりの勢いで顔を元の位置に戻した。

刃界

「振り落とされるなよ!!」

千夜

「離すもんですかぁ!!」

俊也

「ふんぬぉぉ!!」

ビューーーン!!!

三人はなんとか振り落とされずに飛竜の顔の上で立ち上がった。

俊也

「し、死ぬかと思ったぁ・・・」

千夜

「そんじゃ、ぶち殺しますか?」

刃界

「そんじゃ、俺は右行くから、小娘は左よろしく。」

千夜

「まかせとけ。」

俊也

「俺は?」

刃界&千夜

「「頭、最後に。」」

俊也

「が、頑張ります。」

三人はそれぞれ右目に刃界、左目に千夜そして頭の上に俊也、と位置についた。

刃界

「最後にいい残すことはないか?飛竜(フェイバーン)。」

飛竜は今までになく震えている。

『ギュルル・・・』

千夜

「ないんだな?じゃ。行くぞ!!木偶の坊!!」

刃界

「はぁぁぁぁぁあ!!!」

ザシュッ!!!!

刃界は刀を突き刺した。

千夜

「だぁぁぁぁぁぁ!!!」

ドドドド!!!!

千夜は容赦なく連射した。

『ギャアオォォォォォ!!!!!?????』

飛竜は悲鳴を上げて暴れる。

千夜&刃界

「「じゃ、トドメよろしく!!」」

俊也

「はぁ・・・・」

俊也は拳に力を入れた。

頼むぜ!!最後に一発決める!!

拳に風が吹き荒れた。

俊也

「あぁぁぁぁあ!!!!」

ド、ゴォォォォ――ン!!!!!

飛竜の頭は破壊された。

『ギャ。』

飛竜は絶命して地面に落ちていく。

三人

「あ、忘れて、・・たぁぁぁぁあ!?・・・―――――」

三人は飛竜とともに落ちていった。

第37話へつづく

自らに対する限界の概念を打ち壊し、どれだけ今より強い自分を心に描き出せるかだ。

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