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第17話〜能力〜

勢いよく掟にぶつかった。

かいしんの一撃をくらった。

俊也はどこかの地面に叩きつけられた。

ドンッッ!!

俊也はまだ目が眩んでいてどこにいるのかわからなかった。

俊也

「痛たたっ、ここは・・・?」

すると知っている声が返ってきた。

ノゾミ

「さっきのブラッ・・・じゃなくて何でも屋よ?」

俊也は目を擦りながら言った。

俊也

「れ?さっきまでレストランにいたはずじゃ・・・?」

俊也はなんとか目が見えるようになったが少し気分が悪い。

ノゾミ

「だから移動フロアしたのよ。」

俊也はゆらりと立ち上がり聞いた。

俊也

「フロ、ア??もう少しわかるように説明してくれないか?」

ノゾミは、しょうがないわねぇ、と言いながら答えた。

ノゾミ

「いい?今私が使ったのはこれ。フロアメモリー。これは一度行ったことがある場所で記憶させるとその場所に移動ができるの。私がさっき待っててって言ったのはこの店を記憶するために時間がかかるからよ。わかった?」

俊也の頭は?がいっぱいで爆発しそうだった。

俊也はノゾミが見せてくれたフロアメモリーというものは一見ただのブレスレットなのだが、微妙にかなり小さな宝石が付いていた。

俊也

「こんなんで、その・・・なんというか瞬間移動みたいなものができるとは世の中かわったもんだな。」

ノゾミ

「俊也って、本当に何も知らないんだね・・・ひょっとして記憶喪失だったとか?」

俊也は少し小さな声で答えた。

俊也

「そうだ。・・・」

さすがのノゾミもこれには驚いた。

ノゾミ

「本当に!!?」

俊也

「あぁ、昔のこととか何一つ思い出せなくなってたんだ。急に。」

ノゾミ

「・・・そうとは知らずにごめんね。」

俊也

「いいって、自分ではもう理解してるからさ!」

俊也は場の空気が悪くなる前に言った。

俊也

「その・・・なんだ?ノゾミは魔法が使えるのか?」

ノゾミは答えた。

ノゾミ

「マ、ホウ?何それ?私がつかったのはそんなんじゃなくてもとから使えるチカラ?みたいなものかな?」

俊也

「ノゾミは超能力者だったのか・・・それって俺にも使えるのか?」

ノゾミ

「うーん、私は学校でならったけど、普通に使えるはずだけど、集中力がないと暴走してあの空間とかに飛ばされちゃうよ?というか、俊也はカギが使えるからそのくらいわけないんじゃない?」

俊也

「だから使おうにも何なのかも知らないよ・・・」

ノゾミは少し考えて言った。

ノゾミ

「・・・それはたぶん俊也自身に使おうとする意志?気持ちみたいなものがないからじゃないかしら?」

俊也は少し考えてみた。

使おうとしてない・・・

でもなぁ、何かもわからないんだから使う気になれるわけないよな。

俊也はちょっとおふざけで言ってみた。

俊也

「カギとやら、我を空に浮かせたまへ!!!」

俊也はちょっとかっこよく言ってみた。

ノゾミ

「ぷっ!!そんなことできるわけ・・・!ない!!?」

俊也はいつもよりノゾミを見下ろしていた。

俊也

「ノゾミ、しゃがんでんのか?」

ノゾミは呆気に取られながら言った。

ノゾミ

「と、俊也が・・・飛んでる!?」

俊也は足元を見てみた。

俊也の足は地面には付いていなかった。地面から2メートル程浮いていた。

俊也

「な、なんじゃこりゃあぁぁ!!?」

俊也が空中でじたばたしていると糸が切れたように、俊也は地面に尻餅を付いた。

ドスンッッ。

俊也

「痛ってぇぇ!!?」

ノゾミは言った。

ノゾミ

「俊也、いったい何をしたの?」

俊也は尻を押さえながら立ち上がった。

俊也

「な、何って言われても・・・ノゾミが使おうてしてないだけ、とか言うから使えるなら使ってみようかな?とか思ってたら、飛んだみたい。」

ノゾミ

「俊也って意外にすごいチカラを秘めてるのかもね?」

俊也は嬉しそうに言った。

俊也

「そうなのか!!?」

ノゾミ

「悪魔でも推測でしかないけどね。」

俊也はそれでも良かった。

俺、空を飛んじゃったよ・・・

まるで夢みたいに!!

なんか嬉しすぎだ。

本当にいつ以来だろ?

こんなに嬉しかったのは。

俊也

「まぐれでもなんでも俺が飛んだっていう事実だけはかわらない!!」

ノゾミ

「はい、はい。それじゃこの説明は終わった事だし店に入りましょう?」

俊也

「待ってました!!」

二人は店のなかに入った。

扉はかなり古いもので開ける時にギシギシと音がなった。

俊也は店の中を見た。

その店の中は占い師が住んでいるかのような所で広さはそんなでもない。商品はガラス張りのケースの中に所狭しと並んでいた。しかも壁にもガラスの中にいくつもの商品がありどれも見たことがないもので興奮が隠せなかった。

俊也

「すげぇ・・・何だこの店?見たことないものばっか!!!」

ノゾミは言うと思ったと思いながら答えた。

ノゾミ

「それを見るのは後!先に済ませなきゃいけないことがあるの。」

俊也は既に聞いておらずガラスの中の商品を見ながらすげぇ!とかなんだこれ?などを言っていた。

ノゾミは俊也の耳を引っ張った。

俊也

「痛たたたっ!!な、何すんだよ!ノゾミ!!」

ノゾミ

「後でいくらでも見ていいから、先にこっちに来てよ!!」

俊也

「えぇー、見てからでもいいじゃん!!」

ノゾミ

「・・・いい加減にしないと、殴るわよ?」

ノゾミは拳を振り上げた。

すると俊也は待った!!と言いながら手を前にだした。

俊也

「わ、わかったから殴るのだけは勘弁してくれっ!!?」

ノゾミ

「じゃあ行くわよ!」

俊也は名残惜しいと後ろを見ながらノゾミに付いて行った。

するとカウンターらしき所にきた。

ノゾミ

「すいませーん。」

ノゾミが呼ぶと店の奥からいかにも怪しい紫のフードをした老婆が出てきた。

老婆

「あぁ、あんたかね。準備は終わっとる、こっちに来なされ・・・」

老婆は二人を待つ事無く奥に歩いていった。

ノゾミは行くわよ。といい俊也は頷きあとに続いた。

二人は奥へと続く道をあるいていた。

その道はひと一人が通れるくらいの狭さで、かなり暗く一定の間隔で置かれている不気味なろうそくを頼りに進むしかなかった。

二人はどこかの部屋の前に来た。

するとノゾミが小声で言った。

ノゾミ

「いい?ここからは終わるまで質問はなしよ、わかった?」

俊也は小さく頷いた。

二人は部屋のなかに入った。

その部屋には小さいテーブルがありその上には占い師が持っているような水晶玉、その向こうには老婆が座りこちら側に一つの椅子があった。

ノゾミは早く来なさいよ、と俊也を手招きしながら椅子に座った。

俊也はノゾミの横まで行き棒立ちして見ていた。

すると老婆が

老婆

「あんたは、修理じゃったよな?」

ノゾミ

「えぇ、それと改造も。」

ノゾミはそう言うとローブの中からあの銃(?)を取出しテーブルの上に置いた。

だがその銃は俊也でもわかるくらいに銃口が破裂していた。

老婆

「ほぉぅ・・・かなり無理をしたようじゃな・・限界値を越えて使こうたな?」

ノゾミは申し訳なさそうに言った。

ノゾミ

「すいません・・・。」

老婆は疑問そうに言った。

老婆

「じゃが持ち主が限界値を越えるチカラは使こうておらぬようじゃが?どういうことじゃ。」

ノゾミ

「それは・・・俊、じゃなくてこの人の力を使ったからです・・・」

老婆は俊也を睨むように見た。

な、なんだ・・この老婆・・

なんかすごい気持ち悪い。

俊也はその老婆から目を背けた。

老婆

「あやつが?・・・おぬし以上の力を持っているとは思えぬのじゃが・・」

ノゾミ

「嘘じゃありません。」

老婆はノゾミが言っていることが嘘ではないと理解した。

老婆

「わかった・・では修理を行なうぞ?準備はよいかね?」

ノゾミは自分の両手の手の平に銃(?)を置き答えた。

ノゾミ

「はい!」

すると老婆は水晶玉に手を向けなにかをぶつぶついい始めた。

そしてノゾミの銃(?)が輝き始めた。

い、いったい何が起こるんだ?

俊也は不安と興奮、どちらの気持ちにもなった。

その瞬間物凄い光が光った。

俊也

「うわっ!?」

俊也はゆっくりと目を開けた。

なんとノゾミの銃の壊れていた銃口が元通りになっていた。

老婆

「成功じゃ・・・」

ノゾミは少し疲れた声で言った。

ノゾミ

「・・・ありがとうございました。」

俊也はノゾミに聞こうとしたが言われたことを思い出し口を閉じた。

老婆

「してどんな改造をするのじゃ?」

ノゾミは小さな紙切れを老婆に私ながら言った。

ノゾミ

「これで、お願いします。」

老婆はしばらくその紙切れを眺めて答えた。

老婆

「ちと難しいのう・・・」

ノゾミが慌てて聞いた。

ノゾミ

「無理なんですか!?」

老婆

「できないことはないんじゃが、今のおぬしの力ではちと無理があるようじゃ。」

ノゾミ

「そうですか・・わかりました。」

ノゾミは立ち上がり一礼してから俊也に座るように言った。

俊也は何も聞かずにおそるおそる椅子に座った。

老婆

「こやつは創造だったかな?」

ノゾミが後ろで答えた。

ノゾミ

「はい。」

老婆

「では聞くが創造クリエイトはしたことがあるかね?」

俊也は首を傾けた。

ノゾミ

「正直に答えて。」

俊也は答えた。

俊也

「ない、です。」

老婆

「ふむ、ならばまずは確かめるかの、水晶玉に手を。」

俊也は右手を水晶玉に付けた。

老婆

「そのままじゃぞ・・・」

老婆はまたなにかをぶつぶつ言い始めた。

すると水晶玉の中に何かもやもやが映りだした。

次の瞬間、先程のように光が放たれた。

カッッ!!

俊也

「・・・・・」

老婆

「な、なんということじゃ・・・」

俊也が目を開くと先程まであった水晶玉が真っ二つに割れていた。

第18話につづく

瀕死の状態だ。

回復薬を使った。

まだ戦える。

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