勇剣漫才 普通の設定試す?
今回の舞台は、二人は自分たちの個性を異世界出身とするは違うのではないかと感じていた。
そこで、一般的な設定でしっくりくるか試してみることに…
舞台の上手から伝説の剣にぶら下がって勇者が登場する。
二人『相性悪いーずで~す。』
マイクのところで手を放して左右に構える。
勇「ところで俺たちの個性についてなんだけど」
剣「うん」
勇「異世界出身は個性じゃないと思うんだ」
フワフワフワと宙に浮かび、フワフワと上下に微妙にゆれ、フワと答える。
剣「じゃあなに?」
勇「生まれか電波かな?」
フワフワフワ~
剣「まあ、異世界出身なんていってたら電波っぽいよね」
勇「お前もドローンみたいに、電波で遠隔だって思われてるかもってね」
シャシャシャシャ!シャキン!シャキーン!!素早く上下左右に動き、その場で二度空を切る。
剣「そのくせよう動く剣じゃの~う。」
勇「だから、こっちの世界の普通のことをしてみない?」
剣「いいけど何するの?」
勇「コンビニの店員」
剣「いいの?青空の下でエロイことじゃなくて」
勇「それはしたいけど今じゃないし伝説の剣相手でもない。」
剣「じゃあ俺が客でいいの?」
勇「ああ、こっち店員な」
コンビニの外と中、客と店員に分かれる。
剣「ウィーン」
声で自動ドアをやると店に入る。
勇「いらっしゃいませ、温めいたしましょうか?」
レンジのドアをパタパタしている。
剣「いきなり、なにを温める!?」
剣を見ながら、バーコードリーダーを構えて、リーダーをレンジに入れて閉じる。
勇「ナニを温めしましょうか?」
勇者はポールポジションを直した。
剣「なにも買ってないし!こっちはナニもついてないよ!」
勇「ただいま温めS・M・Lとお安くなってますよ~」
剣「温めってそういうんじゃないと思う。」
パーン!と、勇者が大きく手を叩いて音を出した。
勇「あぁぁぁぁたッためですよ!!!!?」
剣「驚愕してるのはこっちだよ!!」
勇「コンビニですよ~?あったためなくてもいいんですよ~?」
剣「俺が知ってるコンビニもそうだよ!!」
勇「あ~だめだな、あんまり知らないからファーストフード混じった。」
剣「そういう問題?じゃあ変わるか?」
勇「そうだな……」
二・三歩ほど歩いて振り向きながら…
勇「お前だけの…お前のコンビニを見せてくれ」
その顔は、とても爽やかだった。
剣「それじゃあ俺が店員な」
淡白な回答と共に再び二手に分かれる。
勇「ウィーン」
剣「いらっしゃいませ~砥石コーナーは、乾電池と蒸しパンと交互に置いてありまーす。」
勇「交互!!棚どうなってんだ!?乾電池・砥石コーナー・蒸しパン・砥石コーナー・乾電池みたいに、単品でコーナー挟んでんのか?あといきなり砥石買う前提でみたいだし!コンビニに砥石ないだろ!!」
剣「ただ今、恒例のサキヤマ春の砥石祭り開催中で~す。」
勇「どの世界の恒例だよ!!砥石にポイントシールついとんかい!!!」
剣「30ポイントを集めると同じ砥石がもう一個ついてくる!!」
勇「通販なら一個買えば同じのついてくるのにな!!!」
剣「はい!ホットフードあがりましたよ~いかがですか~」
勇「すぅはぁ…」
一呼吸間を取って自分を落ち付ける。
勇「あ~あるよね、レジのとこ、何ができました?」
剣「砥石フライ揚げたてですよぉ~」
イキイキと舞っている。
勇「喰えねぇよ!!」
剣「ぁっ…揚げたてですよぉぉぉぉお!!」
空中でプルプルと震えている。
勇「驚愕してるのはこっちだよ!!」
剣「3万ポイントですよぉぉぉおお!!」
勇「ポイント多!!!砥石何個分だよ!!!しばらく買わなくてええなぁ!!赤字の限界に挑戦しとんのかい!!あと砥石はなッッッッい!!!!!!」
剣「…」
勇「(*´Д`)はぁはぁ…」
剣「自分が砥石でこするの好きだから、きっとコンビニにあると思って…」
勇「ねぇよ!!」
剣「しかしお前は、コンビニの店員も客もへたくそだな」
勇「お前の方がひどいだろ!」
剣「俺は完璧だった。」
勇「伝説の剣のプライド!!」
剣「だから今度は砥石のあるファーストフードやろw」
勇「もうええわ!」
二人「ありがとうございました~」




