THE EMOTIONIA
「EMOTIONIA」とは「衝動的な場所」という造語です。では!
闇夜に浮かぶサイバーシティ 声なくした人の叫びが
金色に輝く摩天楼を その熱で燃やしていく
ネットに潜むアノニマス 不敵に笑うあの仮面が
目に見えない心の形を 少しずつ鋭く変えていく
鎖で繫がれたあの人形の 緩やかな吐息は
僕の吐き出した息だと 今気付いたんだ
声なき声を振り切り 天井へ駆けあがるその鼓動
あの空を駆け抜けて 天使の翼に成り変われ
ルールや決め事さえも 切り裂くそのナイフが
磔にされた君自身を そう 解き放っていくはずさ
あの声が導いていくまま 暗闇の世界を抜け出そうよ
朱色に染まる硝子の塔 腕に残されていたあの傷が
君と僕が見失った あの扉の鍵だと気付いた
壊れかけた時計の 指し示した場所が
僕の心のある場所だと 今気づいたんだ
響く笑い声を振り切り 空へと駆けあがるこの鼓動
あの空を走り出し 僕は天使の羽根に成り変わる
仕組みやシステムさえも 撃ち抜いたその銃が
磔にされた君自身を そう 解き放っていくはずさ
君の声が連れ出していくまま あの光の世界へ踏み込もうよ
黒い雲が流れる 空白のあの時間
許されるならば 深い海の底で もう一度君に会いたい
泥で汚れた失意の男が 今一度立ち上がる時
あのアンティークの 壊れた懐中時計も 動きだす
この曲は 海を彷徨う 小さな孤島から
送られたことを伝えて 僕は去る
それじゃあはまたどこかで…… 消音




