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作文
お風呂の出来事から1週間がたった。
今日もいつものように教室の隅でひっそりと過ごしている。
「起立、礼。授業を始めます。」
1時間目が始まった。今日は国語だ。
「えーっとまずね、みんなの将来の夢を作文に書いてもらおうと思うんだ。その作文は授業参観で発表するぞ。」
「えー!嫌だー!」
みんな不満を言う。
私も作文は嫌いだ。
でも、将来の夢はある。これなら書けるかもしれない。
「まず、この用紙に下書きを書け。」
そう先生に指示され、用紙が配られる。
用紙には番号がかいてあって、順番通りに書き、最後にそれを繋げて原稿用紙に書く物だった。
①を見てみる。
あなたの夢はなんですか。
トリマー。ただそれだけ書いた。
②どうしてなりたいのですか。
かっこいいから。憧れだから、と書く。
③今夢に向かって頑張っている努力は何ですか。
一瞬、思考が停止した。努力をしているのだろうか。
精々トリマーさんの腕前を眺めることぐらいしかしていない。
なんと書こうか。
ふと、思い浮かんだ。
山口さんに聞いてみよう。




