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星幽たちのアカシックレコード  作者: 主道 学


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ライオンと呼ばれた男 その7

「がぁーーー!! これならどうだ!!」


 ぼくは、ありったけの意志の力で、右と左の掌を空へ突き出した。飛んでいる男子生徒の脇で、特大サイズの見えない爆発が起きた。


 空気と空気の振動で、空から大音響がこだます。


 男子生徒が、空中で吹っ飛んだ。


「当たったの?」


 デミニさんが、歓喜の声を発した。けど、ぼくは即座に首を横に振って、再度右の掌をかざす。


 男子生徒は、空中でひるがえって狙いをぼくに定めながら急降下? いや、そのまま物凄い速度で落下してきた。


「当たれーーーー!!」


 今度は見えない拳が、見事男子生徒の顔面にぶち当たり、無色透明な大爆発をした。


 空が大声を発したかのような、凄まじい爆音が耳をつんざく。


 男子生徒はその激しい衝撃によって、翼が粉々になって、その場で凶暴さと一緒に遥か彼方へ吹っ飛んでいった。


「やったー!! 登田くん凄い!! 当たったわね!!」


 荒い呼吸をしているぼくは、今になってから恐怖と緊張で膝が小刻みに震えていることに気が付いた。



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