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3億円配るのに2億円かかる国
2023年に杉並区で実施された光熱費高騰緊急対策助成事業は
3億円配るのに2億円の経費がかかりました。
杉並区議会議員の堀部やすしさんが杉並区の2023年度中小企業光熱費高騰緊急対策助成事業の中身をnoteで公表してくれました。
細かく言うと
3億1008万3000円配る為に2億69万9000円の経費がかかったそうです。
補助金給付1件当たり3万4000円の経費がかかっています。
この補助金で最も助かったのは特命随意契約で業務委託を
受けた企業です。
特命随意契約とは(国や自治体が特定の事業者を指名して「競争入札を行わずに」契約を結ぶ事)
この業務委託を受けたJ社は過去5年間で94億円の契約をうけていました。その後公正取引委員会から排除措置命令を受けたそうです。
この補助金の凄い所は「自宅兼事業所」の個人事業主への
支給額は3万円が上限なのに3万4000円の経費がかかっている事です。
これが政府のバラマキの成果です。




