147/365
年金が賦課方式の根拠
仕組みは自己増殖し、やがて全てを滅ぼす
日本は間違っている、時代に合わなくなっていると分かっていても
同じ過ちを繰り返し滅びかけた過去があります。
今の年金制度を
納めた本人が将来受け取る
積立方式から
現役世代が納めたお金を今の老人に渡す
賦課方式に変更した理由は
戦争被害が特定世代に集中したため、戦中世代をその他の全世代が支えるという救済策でした。
年金の産みの親は中抜きが目的でしたが、全体としてみれば理不尽への保険として機能していました。
この賦課方式は人口が増加し続けている時には問題ありませんが、長期間続けると徐々に現役世代への負担が増える少子化促進政策でもあります。
この壊れたネズミ講システムは現役世代のお金を無限に吸い上げ自己増殖し、経済が壊れるまで存在し続けます。
本来は昭和一桁世代が亡くなるスピードに合わせて段階的に積立方式に変える必要が
ありました。
多くの人が持続不可能、もう無理と分かっているのに無理やり続ける姿は過去の失敗を思い出させます。




