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不安を煽る社会保障

税と社会保障は将来の不安を解消するための制度だったのが

不安の原因になっている。


電気やガス水道、道路や鉄道等のインフラを整えるのは国民が抱える問題を解決し消費を促し経済活動を活性化さるんだ。

もし、清潔な水や電気が身近になければ個々人がそれらを手に入れる為に沢山の労力が必要になってしまう。

娯楽や新しい技術にお金を払う余力は生まれにくいよね。


同様に社会保障も消費や投資を促す為の制度だったんだ。

将来起こるかもしれない不幸に一定の保障を与えれば、今生きている人は安心して子供を育て楽しい体験にお金を払う余裕が出来るんだ。


国民が積極的に消費出来れば生産者は今よりもっといい製品を生み出す為の投資も盛んになる。

設備投資しても売れないんじゃ借金返せないもんね。


将来の不安無く安心して消費し、消費されたお金は、新しい技術開発に使われ消費を促す

こういった好循環の源が社会保障制度だったんだ。


でも今の社会保障は現役世代の負担が余りにも大きくて逆に消費を邪魔しちゃってる。

膨れ上がる社会保障費用は逆に将来不安を煽ってしまっているんだ。


将来の不安を煽って、今必要な消費を抑えるなんて本末転倒だね。

どうしたって社会保障にメスは入れなきゃいけない。


でも順番は間違えちゃいけない。

現役世代の負担を減らしてから高齢者の窓口負担を増やすんだ。


負担を増やしたらそれっきり、絶対に減税はされない。

政府はいつも「このままでは制度が維持出来ない」と僕らを脅すが、

制度を維持する為に子供を産む事すら躊躇っている現役世代にこれ以上何をしろって言うのか?

お金が足りないから増税するなんてのは、無能の証明だ。


増税と根性は最後の手段。

国民の我慢強さにいつまでも甘えさせないで、そろそろ為政者に仕事をさせる時なんだ。


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