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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル4:差異
95/240

レベル4ステージ1ミッション13:変幻

前回のあらすじ

ソラとメルシアを助けた快たち。そこから全面戦争が始まった。

 男はうちひしがれていた。目の前に起こっていることに頭が追い付いていないのだ。


なんで…なんでこんなことに…。そもそもおかしいだろうが、こんなに人生がハッキリと前に進まないのは…。


 男は昔を思い出していた。


思えばあのときからそうだった。しがない冒険者をやっていた時代…私は何も上手くいかなかった。やることなすこと何もなかった。そのうえ、上手くいかないレッテルを貼られて、疫病神扱いを受ける毎日。そんな生活が苦しかった。耐え難かった。


 一瞬だけ、男の顔が緩んだ。


でも、ウィッチ様…あの方に拾ってもらった時は天にも昇る勢いで喜んでいた。自分のやることを認めてもらえた。やっとその時に自分の存在があってよかったと思った。ウィッチ様にもこう言われたかな…。

「君は無茶しすぎるからね。そういうのは良くないよ。」

と。そう言われたとしても、私は必死に頑張った。ウィッチ様に恩を返すために。


 その時にまた暗くなった。


いつからか、ウィッチ様は私を見ないようになった。もともと仲間たちがいらっしゃったとは聞いていた。ならば、その人たちに追い付かなくともその人たちみたいにと思えた。それでもウィッチ様は無視した。なぜだ…なぜだなぜだなぜだ。何故なんだ!!!


「それは君が私の言うことを聞かなかったからだよ。」

 突然、男の脳内にウィッチの声が聞こえてきた。

「私は必死にあなた様に従いました!それでも何か」

「君は本当に分かってないな。そんな君には罰を与えないとな。」


「や、止めてください!!!ウィッチさ…」

 

 その瞬間、男の意識は化け物の中に吸い込まれた。


Go new mission →

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ1ミッション13いかがでしょうか?

今回は初めてのことにチャレンジしてみました。どうでしょうか?こちらの書き方の方が良いと言う人がいれば、たまにこういう回を挟みたいと思います。

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