レベル4ステージ1ミッション6:得た魔法
前回のあらすじ
少年の申し出を受け入れて、新たなメンバーとして加えた。
作戦を話し合う前に快は紙を用意した。
「なにやってるの?快さん。」
「ちょっと静かに。」
そう言われたメルシアは少年とソラたちとUNOを始めた。そこから約10分たって、快は4人にとあるものを見せた。
「これは?」
「俺が新しく得た魔法:オートマッピングを使って、作ったイツワ街の全体像だ。」
快は実はランスロットと特訓していた際に、ランスロットから「オートマッピング覚えたら、楽になる。」と言われていたことがあり、日々覚えるための努力をしていた。その真価が出たのである。
「この地下水路からの侵入であるならば、誰にもバレずに入り込むことができるぜ。」
「いつの間にこんな魔法を…。」
ボディラダは絶句していたため、俺は隠してたとだけ伝えた。
「そういえば、お前らは逆に何を持ってるんだ?俺も話したから、教えてくれ。」
俺がランスロットにオートマッピングを学んだようにソラはキールタ、メルシアはクレードネ、ボディラダはガラハッドから特訓を受けていた。なら何かを覚えていても不思議ではない。それに加えて、今から何が起こってもおかしくはない環境に足を踏み入れることになる。ならば、ここで全員の能力を把握しておくべきだと考えた。
「自分が教えてもらったのは人語と風魔法の強化ですね。風魔法は竜巻まで作れるようになりました。」
竜巻まで作れるようになっているのはメチャメチャ頼もしい。
「メルは身体的強化もとい地形を活かした戦いのグレードアップ。」
もともと動けていたところに強化が施されたのか。
「私は筋肉を内側から出す技と細剣の活かした戦いを学びましたねぇ。」
筋肉を内側から出すか。発勁みたいなものかな?
「皆さん強いですね。感動です。」
少年は目をキラキラさせていた。俺はそれを宥めて皆に準備をするよう頼んだ。
「よしっ地下水路にいくぞ。」
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ1ミッション6いかがでしょうか?
また投稿が遅れてしまった…これ以上は触れません笑
次もお楽しみに byボディラダ