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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル4:差異
86/240

レベル4ステージ1ミッション4:種明かし

前回のあらすじ

イツワ街についた快たち。そこで倒してほしいと言われたのはまさかの痛め付けられていた少年だった。快は何かをしゃべり、少年を殺した。

 快たちはイツワ街から出て、快は少年の遺体を下げた。それを見て、メルシアが涙目になっていた。

「なんで殺したの?ねぇ。」

メルシアの必死な言葉に俺は黙ってしまった。ソラはメルシアを宥めたが、メルシアは止めなかった。

「メル、快さんがそんな人だとは思ってませんでした…。」

 そんな様子を見て、ボディラダがため息をついた。

「メルシアちゃん落ち着いて。快様はわざとやったのよ?ねぇ?」

 ボディラダに言われて、メルシアは「え?」って言って、快を見た。そこには詠唱をしている快がいた。

「リザレクション。」

俺がそう言うと、少年は目覚めた。

「い、生き返った!?」

 少年よりも驚いたのはメルシアだった。快が行ったのはいたって簡単だ、回復魔法の上位魔法:死者蘇生ことリザレクションだ。快は妖精の村での特訓で獲得していたのである。


俺は少年を起こして、水や食べ物を与えた。少年はやつれていて、お腹を空かしていたからだ。

「ゆっくり食べるんだぞ?おかわりはいくらでもあるからな。」

「はい!」

少年はガツガツと食べ物を口の中へ運んだ。少年が食べている間にメルシアに種明かしをした。

「どうして黙ってたんですか…。」

 メルシアは顔を膨らませるとボディラダが割って入った。

「あれはやるしかなかったですよ。ですよね、快様。」

「あぁ、歓声を味方につけろとはこういうことだ。」

ボディラダは分かっててくれて助かった。さすがAランクだわ。


 快たちがしゃべっていると少年は快の目の前に膝まずいた。

「な、なんだよ。礼ならいいぞ。」

「いえ、そうではなくお願いがあるのですよ。」

 少年が真面目そうな顔で話してきた。

「お願い、なんだ?」

「あなたたちを利用して良いですか?」


Go new mission →

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ1ミッション4いかがでしょうか?

「歓声を味方につけろ」理論はよくある、応援されたら頑張れるの定義とまったく同じです。皆さんは歓声をされたら、どう思いますか?


次回もお楽しみに byボディラダ

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