レベル3ステージ11ミッション7:50年前の出来事(3)
前回のあらすじ
フォレト村での出来事と共通する50年前の話を聞いた快たち。勇者やその仲間についての情報を手にいれた。
快たちは食事を終えて、さっきの位置に戻った。メルシアが快の膝で眠ってしまったため、快はメルシアを乗せながら話を聞く体勢になった。
「話の本命はここからだ。余は勇者が死んだと聞き、喜べなかった。そこから余は自分の傷の回復を優先するために、眠りについた。3日ぐらい寝ていただろうか、起きた時にとんでもないことに気付いた。」
「とんでもないこと?」
「余の部下たち全員が見慣れない者へと変わっていたんだ。」
それってあんたが記憶力がないだけでは…と思ったが、プロムナードがジト目をしてきたから記憶力はあるのか。
「見慣れている者は誰一人としていなかった。まるで異世界のように。」
知っている人間が突然、いなくなる気持ちは分からなくもない。皆、すぐに「凍境ブラックPR」を止めていったからな。
「余は探しに探したが、誰もいなかった。このマイクを持った部下も知らない。そして、余がいた世界とまったく変わっていないことにも気がついた。」
軽くマイクマンにひどいことを言っているのが分かったが、マイクマンは頷いていた。部下として優秀だな。
「というわけで、余は世界を取り戻すことを考えた。元に戻すには勇者の力が必要不可欠。そこで、異世界人は強いという情報を手にいれた。だから、異世界人へ協力が必要と思ったわけだ。」
なるほど。だから、俺が異世界人だと悟ったときに協力を頼もうとしたわけだ?
「でも、どうして俺もあなたへ協力を頼もうとしているのが分かったんだ?」
「魔王はある程度の考えは読み解くことができる。」
理解。俺の思考は全て筒抜けだったわけか。
「それで、協力するか?」
断る理由がない。
「もちろんです。」
俺はプロムナードと握手をした。
ここに快と魔王プロムナードの同盟が結成された。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル3ステージ11ミッション7いかがだったでしょうか?
皆さんにお聞きしたいです。この物語の展開どうでしょうか?異世界転移もの異世界転生ものが多いですが、この話には主人公がチート能力保持者ではないが、社畜の努力マンというものがあります。いやっそれもありがちか…と思ってしまったこの頃です。
次回も絶対に見てね byメルシア




