レベル3ステージ11ミッション5:本音
前回のあらすじ
加護の話を回避できなかった快たち。だが、何かを勘づいたプロムナードによって見逃された(?)
来客が快たちとソロモンとケモドだけになり、プロムナードとマイクマンが降りてきた。降りてきた瞬間に椅子と机が設置された。ちゃんと人数分あるようだ。
「座れ。」
プロムナードに言われて、俺たち全員は各自で座った。俺は中央に座り、向かい側にプロムナードが座った。マイクマンは後ろに控えた。
「本音で語りたい上、人間よ、変装を解いて欲しい。」
変装がバレているとは思っていたが、まさか即言われるとは思わなかった。それで、俺たちは変装を解いた。すると、プロムナードは俺たちを見て、頷いた。
「なるほど、それがお前らの姿か。だが…」
プロムナードが誰かを一瞥して、「なんでもない。」と言って俺に向き直った。俺には誰を見たのか分からなかった。
「人間よ。お前らがこんなところに来た理由はなんとなく想像がつく。だが、その前に問おう。余の真正面にいる男よ。お前、異世界人だろ?」
そこまで分かるのかよ!たった1回見た程度で俺を異世界人って見分けられるんだな。
「そうです。俺は異世界人の永瀬 快です。よろしくお願いいたします。」
俺はついつい上司たちに向ける営業スマイルを使ってしまった。それを見て、プロムナードは笑った。
「ブハハハッ!こんなときまで改まるとは、さすが異世界人と言うべきか!」
おそらく、プロムナードが思い浮かべている像は絶対に違う気がする。
「それで異世界人よ、お前の用件はおそらく協力してくれではないのか?」
プロムナードがそう言うと、快は頷いた。
「そうだろうと思ったさ。早めに回答を言うが、イェスだ。」
「即答かよ!」
俺は思わず、いつものノリでそう言ってしまった。それを見て、「ふーん。」とプロムナードは言いながら、理由を言い始めた。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル3ステージ11ミッション5いかがだったでしょうか?
ここにきて、文字数を極端に減らしてみました。あくまでもミッションだと考えてしまうことが何回も自分の頭を過りました。なので、これからのミッション回は今回のようなコンパクト仕様で済ませようと思います。これからも応援してください。
次回も絶対に見てね byメルシア




