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社畜RPG~異世界で社畜は成り上がる~  作者: 藤畑晴輝
レベル3:家系
61/240

レベル3ステージ8ミッション2:チームミッション(2)

前回のあらすじ

ガラハッドたちと仲良くなった快は完全復活を果たした。ランスロットの誘いでチームでの依頼を受けることになった。

今回の依頼は西南へ迎い、その途中にあるインカント村の近くにあるらしい。

「インカント村ってどういうところですか?」

「もはや砂漠の世界に栄える市場。そこでは水が必須物と言われるレベルで暑いんだよ。」

砂漠か。上司に無理矢理サハラ砂漠方面に行かせられた時以来の砂漠だ。

「生物が住める環境だったりします?」

「人が村を作ってるんだよ?」

パーシヴァルの冷静なツッコミにそれもそうかと思ってしまった。それは良いとして、移動が馬車とかではなく、いきなりラクダみたいな何かとは凝ってるなぁ。でも、途中の村とかにも寄るのだが、ラクダみたいな何かを見た住人からの視線が痛すぎる。

「おっ見ろよ!住人が僕たちを注目してるぜ。」

「「それだけは絶対にない。」」

俺とパーシヴァルはガウェインにつっこんだ。ランスロットもどうやら気にしていない様子で、この視線を気にしているのが2人だけってのは嫌だな。

「快さん、自分達だけはまともで行きましょう。」

俺が気にしないようにするのを察したのか、パーシヴァルが小声で俺に話しかけてきた。俺も小声で「了解。」と小声で答えた。


どれだけ経っただろうか、旅立ってから約15日経った気がする。いつの間にか周りがすごく暑い場所まできた。砂漠という砂漠に入ってはいない。だが、遠目ではあるが見え始めた。

「やーっと、砂漠だ!快、ガウェイン、パーシヴァル。水の装備は充分か?」

俺たち片手で水のバケツを持ち上げて見せた。この世界にはペットボトルという概念がないからバケツなのがまた厳しい。

「よーっし。このまま突き進んでいくぞ!」

「…。」

俺たちは暑さでまいってるのに、ランスロットは「あれ?掛け声は?」みたいな顔になった。今回ばかりは空気読めよって思ったな。ガウェインとパーシヴァルもそう思ったのか、ジト目でランスロットを見た。それを見て、気まずくなったのか一人で歌いはじめてしまった。これは先々、思いやられそうだ。


俺たちが寝ていると突然、ランスロットの声が聞こえてきた。俺たちは顔を起こすとそこには

巨大サソリが現れた。▼

巨大サソリがいた。この世界にサソリがいるのかよ。俺が驚いていると、ランスロットが叫んだ。

「臨戦態勢っ!ガウェイン、パーシヴァルは先鋒を。俺は真ん中から援護する!快は後ろからバフ魔法を!」

「「おう!」」

「お、おう!」

ランスロットたちはすぐに陣形を作り、サソリに応戦した。俺も後ろから援護をする。改めて見ると、ランスロットたちの戦いかたは完璧であった。俺のバフ魔法があろうがなかろうが隙がない。お互いがお互いをカバーするかのような戦いかただ。その結果、たった3分でサソリを倒してしまった。この瞬間、俺はこの先は大丈夫だと思った。

「このサソリ食えるかな?」

「「それはない。」」

前言撤回。やっぱり不安だ。


Go new mission→

今回も読んでいただきありがとうございます。レベル3ステージ8ミッション2いかがだったでしょうか?

ガウェインはアホみたいな青年、パーシヴァルがツッコミ役、ランスロットは2人を足して2で割って、そこに元気をプラスしたようなキャラにしたかったものの…そうなっていないような気がします笑。もうこのまま押し通します。


次回も絶対に見てね

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