レベル4ステージ4ミッション1:ランクアップ争奪戦改
前回のあらすじ
アンナイからランクアップ争奪戦の話を聞き、ソラたちの対策を考える快であった。
一夜漬けで寝不足な快を連れて、ランクアップ争奪戦の場所へとたどり着いた。今回も長蛇の列ができあがっていた。
「さすがランクアップ争奪戦と言ったところか。」
「その通りだ。」
突然、後ろから声が聞こえたので振り返ったら、そこにはジルドスがいた。
「ジルドス…。」
「また合間見えようぞ。永瀬 快。」
ジルドスは意気揚々と長蛇の列をスルーした。そして、別口から入っていった。
「優勝者はあっちから行けるのか。」
「そうです。私も一度だけあそこを通ったことがありますから。」
ボディラダ、優勝経験者なのか。絶句したのは俺だけで、他の3人は目をキラキラさせていた。
「快先輩久しぶりです。」
と言いながら後ろからやってきたのは後輩である社 仁美だった。
「仁美?どうしてここに?」
「快先輩の仲間になりたくて脱サラしてきました。今は武者修行中です。」
凍境ブラックを辞めて、冒険者見習いをやっているのか。
「そうそう。私の相方が快さんのことを知っていましたよ!同じ異世界人だ。って言ってね。」
「そう言うってことは相方は」
「俺ですよ。」
やっぱり名雲 明か。
「チート能力者チームって苦労しないだろうな…。」
「快さんも持ってるじゃないですか。」
俺は持ってないよとすぐ否定した。
長蛇の列が半分近くにまで来た頃、最後尾の快チームと仁美、明コンビの後ろに並んだ人がいた。それは
「おっ快!」
「快じゃないか!」
「久しぶり!」
「私のメルシアちゃん!」
「ソラ君…」」
聖騎士であるランスロット、ガラハッド、パーシヴァル、クレードネ、キールタがやってきた。
「久々です、皆さん。でもどうしてここに?」
前回はアルトリウスだけの出場だったが、今回は5人も出るのか。
「あんたらと戦うはめになるのはな…。」
「もちろん僕もいるよ。」
ですよね。という感じでアルトリウスがやってきた。
「大御所団体みたいね。ここは。」
なんとシャルロッテさんもやってきた。今回はガレンとミヨがいないけれども勢揃いだな。
「ご主人、こんなに大勢の強敵さんが…。」
「メル不安になってきた…。」
「胃が痛い…。」
ソラ、メルシア、シュレディンガーはビビっていた。
「大丈夫、いつも通りに頑張ればいいさ。」
「そうだよ。」
俺とボディラダは3人を励ました。
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今回も読んでいただきありがとうございます。レベル4ステージ4ミッション1いかがでしょうか?
文字通りの勢揃いです。快、仁美、明、ソラ、メルシア、ボディラダ、シュレディンガー、アルトリウス、ジルドス、ランスロット、ガラハッド、パーシヴァル、クレードネ、キールタ、シャルロッテ…。こんだけの人数が今回は登場いたします。乱戦間違いなしです。
次もお楽しみに byボディラダ




