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マスターのドムの決断
マスターのドムの決断
マスターのドムは、これからの確認作業をどうするか、決意をしていた。
ビシンの底知れない力を感じたため、後残りの者の戦いをやめさせ、
最後の確認作業に予定していたマスターのドム自身が、
次の確認作業を行い、
この確認作業で、ここでの確認を終わることにドムは決めた。
次の3人の確認は、ナイフなど刃物を使った攻撃を予定していたが、
先ほどの格闘を見た限り、3人の敗北は確実であり、
それどころか命まで落としかねない恐怖を感じていた。
そのためであったが、
この最後の確認作業は、銃を使った確認をすることになっており、
両者にかなりの危険を強いるのであるが、
普通に考えれば、ビシンの命が危ういと思うところであるが、
マスターのドムは、ビシンが、もしも最初の銃撃を逃れた時、
次の銃撃を防ぐためのビシンの反撃を恐れていた。
自分たちであれば、銃を発砲してくる相手に対しては、これは殺し合いであり、
相手を殺すこと以外の考えは浮かばないのであるから。




