五兵衛夫婦の話
「うちの村の様子ば話そう。」
「やっぱ食べ物やな。」
「去年は三太どんがぶどうの葉っぱが食えるて広めてくれたおかげで、なんとか飢えば凌いだ。
三太どんは誉れじゃ。食いしん坊やと悪い事言うた。」
「今年にまだ青い梅の実ば食うて逝ってしもうたがな。」
「なんか方法ば探しよったみたいだったが。」
「今は皆で木の枝ば待ち寄って飢えば凌いどる。
うちの枝の方が美味しかぞとか言うてなあ。明るくせんと挫けそうなし。」
参考
木の内側の樹皮(白皮)は柔らかく甘みがあり栄養価が高い。但し、アレルギー等もあり食すには専門家の意見必要。
代表例
山椒の樹皮(辛皮)。
佃煮や珍味として実際に食される。
キハダ(黄柏)
生薬染料防虫剤として利用
イロハカエデ
ミズキ
樺の木
等等
「ただ、もう来年はいけんのう。奈良の鹿様が郷まで降りてきてのう。」
日本人の食への探究心は常々凄いと。
河豚の卵巣さえ食べる方法を考え付くんですから。
実際来日する外国の方はごぼうチップスに夢中になりながら写真見せられ根っ子じゃん食わないよと言います。
いえ、めっちゃハマってたやん。
また、コーヒーを冷やすと言う発想がなかったらしく未だにコーヒーゼリーは日本でしか食べれない物リストに載ってます。
何食べる?
寿司かなあ?
コンビニのコーヒーゼリー。
安っ
冷えたビールに気付いたのも日本のスタジアムでと言う事なんで最近です。
売り子さんが持って来てくれるシステムのも斬新だった様です。