レベル99 苦労を楽しめる奴は強い!そして怖い!
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100話目です!
シルク
「うう~~~~」
そこには悲しくも炭の様に真っ黒に変色した布が…
失敗作の布
布を加工しようとしたが失敗した何の価値も無い布
「えっと~もう一度…」
どうしてこうなった?
あの後シルクさんが教えた通りやったはずなのだが…
完成時のボン!という音がして何度作っても失敗作に…
シルク
「むむ」
「可能性があるとすれば…やはりタイマーの時間通りやらないといけないとかそういう所から」
シルク
「時間の感覚か…難しいわね…」
「まあ、材料ごとの時間を俺が見てそれを伝えるのでメモして貰えれば…」
シルク
「ダメよ!私はこの技術をモノにしたいんだから、それに…」
「それに?」
シルク
「難しいって…面白いじゃない!」
「え?」
シルク
「今までこんな困難に直面にしたことなんてなかった、裁縫関係なら何でもできたし」
「はあ…」
シルク
「それが今!こんなに難しいモノに直線した…ふふふ、面白いわ!」
天才が故になのだろか…
「でもどうやって…」
シルク
「勘を磨くのよ!作って作りまくって」
「えええ!」
それって長期戦になるんじゃ…
シルク
「心配要らないわ!必ず成功させるわ!」
どこから来るんだその自信!
ぽこ
くろうを たのしめるひと つよい
シルク
「ここには ぽこちゃんもいるし!こんな試練もある!天国だわ!」
いやいや周り大変ですから!
それから何度も染めまくったが成功は最後までしなかった…
ちなみに失敗した布はシルクさんが糸に戻し、
それをレースなどの製品に変えて店で販売して売り上げを練習用の資金に使うとのことであった。
抜かりないな…
結局その日はそれだけで一日が終わると思いきや…
ピピピッピ
バックの中から呼び出し音が聞こえる。
リズンからもらった小さな連絡キューブが鳴っていたので、
俺は熱中してるシルクさんを置いて自分の寝室へ。
「リズンこんばんは」
リズン
「こんばんは!ワーカーこっちには慣れた?」
「まあ、いろいろあってね~」
リズン
「そうなんだ!じゃ折角だから今度あっていろいろ話さない?何時頃が良い?」
「そうだな~3日後とかどお?」
リズン
「了解!じゃあ楽しみにしてるね!」
なんかシルクさんの後だから癒されるわ~
シルク
「師匠!どこいったの」
「はいはい…」
今日はあと何時間やるのかな…




