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2205/2208

別の形

「アドバイスくらいなら出来そうだから、そうだね。僕が空島とかに居る時に声を掛けて貰えれば見る事は出来るかも。まぁ、結構色々な所に行ったりしてるから、あんまり会えない可能性はあるけど……」

「あの、それじゃあ……フレンド交換とか大丈夫でしょうか……?」

 まぁ、そのくらいは別に良いか


「良いですよ。それじゃあこれから頑張ってね!」


『旅人 アンヴィ とフレンドになりました』


 さて、それじゃあ一旦これが完成したから、これ自体の設計図を描き直して、オートマトンさん達にまた作ってもらおう。魔力回路はコッチでやるとして、これ自体はハスバさんにプレゼントして、次はトーマ君向けの物を作らないと


「トーマ君向けなら正直この糸だけでも充分過ぎるとは思うけど……先端に着ける金属はどうするか……これはちょっと相談してみないと分からないか」

 トーマ君が変形させられない金属だったら意味が無い。でもあまり弱い金属だと相手の攻撃で金属が破壊されるだろうから、丁度良いラインを探らないといけない


『トーマ君。ちょっと相談したい事があるんだけど、今時間あるかな?』

 さて、これで返事貰えるかな?


『時間はあります!何処に向かえば良いですか?』

『それなら、オートマトン島の方に来てもらえるかな?そっちの方が色々相談出来るから』

『分かりました!すぐに向かいます!』

 メッセージのやり取りが終わり、すぐにトーマ君がオートマトン島に来た


「お待たせしました!それで相談って何でしょう?」

「トーマ君。今変形出来る金属について聞きたいんだけど、今のトーマ君ってどんな金属を即変形させられるのか聞きたくて。ウチにある金属をとりあえず用意するからそれで相性が良い金属があったら教えて」

 一応、いまウチで扱ってる金属のインゴットを並べてトーマ君に変形させてどれが相性が良いのか調べてみる


「うーん……やっぱりオリハルコンやアダマンタイトは変形させる事はギリギリ出来ますが、即座には出来ないですね……ピュアミスリルと、この金属?は結構すぐに変形させられますね!」

「ほうほう……それか」

 まさかのNマターがトーマ君と相性が良いみたいだ。でもNマターを渡す訳にはいかないこれはピュアミスリルにNマターを数%配合する形で行くか


「となると、そうだな。コレとコレを9:1で合金にしてみよう。これそんなに作れる物じゃ無いから……」

「あの、そう言えばこれって何をするんでしょうか?」

「ん?トーマ君の新しい武器製造」

「えっ!?」

 トーマ君に特に何も言わずに話を進めてたけど、まぁ、トーマ君にプラスしか無いから別に問題は無いだろう


「いやいや、急に何でですか!?」

「あー、ここに居るアンヴィさん。鍛冶師なんだけど、ちょっと一旦常識を疑ってもらおうと思ってね?」

「そんなのハチさんに関わった時点で壊れるんじゃ?」

「「「それはそう」」」

 チェルシーさん、キララさん、ホノカさんに一斉にツッコミを入れられてしまった。そんなに?


「とりあえず、今こういう道具を作ってね?先端から魔力の弾とかレーザーとか撃てたり、ナイフみたいに扱えたり、槍にしたり出来るんだけど……」

「もう既にとんでもない物が出来てますけど……」

「まぁ、それはおいておくとして……これとトーマ君の戦闘スタイルって相性良いと思うんだよね。この糸って魔力を通すから……」

 こっそりトーマ君に耳打ちで計画を聞かせる


「なるほど、確かにそれならハチさんの所で色々やって来た自分が適任でしょうね……だからと言って、そう簡単に新装備を渡すのはどうかと……」

「勿論、トーマ君には協力して欲しい事がこれの他にもあるから……その報酬の前払いだと思ってくれれば……」

 実際何をさせるかはそこまで考えていない。大事なのはここでトーマ君をこっち側に引き込んで新しい装備を上手く使ってくれればそれで良い


「お、そうこうしてるうちにもう出来たか……ほほぅ。これはまた良い感じの変化が起きたなぁ?」

 ピュアミスリルとNマター。ただ、僕が見て居た限りオリハルコンも難しそうではあったけど、変形自体はさせられていたから9:1と言った後に8:1:1に比率を変更して合金を作ってみたら、見た目は黒いミスリルみたいな感じになった


「一旦の名称としてはブラックミスリルって事にしておこう。さぁトーマ君。これをこの糸と合成してみて。出来れば糸の両端に着けて貰えると良いかな」

「はい!」

 トーマ君が錬金術で糸の両端にブラックミスリルを融合させ、さっき作った機械的なロープダートよりもより生体兵器的な見た目になった


「さぁ、トーマ君。『使って』みて」

「は、はい!おぉ……」

 糸を持ち、魔力を流すトーマ君。両端のブラックミスリルが持ち上がり、ナイフの様な形になって糸を伸ばしながら的に両方のナイフが突き刺さる


「その糸自体も多分かなり錬金術と相性が良いと思うよ。硬質化したり、伸びたり縮んだりするから」

「す、凄いです!前の武器よりも圧倒的に自由度が増しました!」

 両端のナイフが形を変えて鎖鎌の様になったり、端から、移動して、大剣の様になったり刀の様に成ったり、三節棍やら、大鎌なんかにもなる。しかもそれが糸によって投擲されても戻せるし、加害範囲も大きく伸ばせる。でも不思議な事にこれは武器ではなく、道具みたいな扱いらしい。何といってもこれ自体に数値が付いていないから装備したとしてもステータスが上がったりはしない。まぁ、僕がこれを使えたとしても、金属を即座に変形出来ないからただ金属の塊をぶつけるしか出来ないのが悔やまれるなぁ……



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― 新着の感想 ―
疑うべき常識は既に木っ端微塵になってありませんけど……??
ハチと関わることで常識を疑うことが友人達の共通認識!
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