お開き
「じゃあじゃあ!ガッツリ近接戦闘で戦いたいんだけど!その場合なら何が良いかな!武器は拘りは無いよ!まぁ、防御だったり攻撃が出来ると良いね!」
バフティレディさんが聞いて来た
「うーん、それなら剣と盾と言うよりは大剣とかの方が良いかな?最近のカスタム強化とかで多分追い風でしょうし、大剣の腹で防御も出来るし、背中に仕舞ったまま敵と殴り合いとかも出来ると思います。まぁ、後は可能なのかは分かりませんが、筋力が滅茶苦茶あったら大剣を片手で持って両手に大剣を持って大回転するだけでもとてつもない火力になる気はします」
実際に出来るかどうかは分からないけどね?
「ほほぅ……そりゃあ面白そう。その場合は双剣士の分類になるのかな……」
「どうなんでしょう?大剣を使える職業と双剣を使える職業のどちらかを第二の職に入れたら使えたりするんでしょうか?」
双剣使いは筋力と言うよりは技量重視な気がするけどね?
「武器で職を選んで面白い組み合わせとか出来たら楽しいと思います。弓で矢じゃなくて剣だったりを射出したり、ハンマーの先に銃を付けて、叩きつけた相手に銃弾を浴びせたり……そういう事が出来たらまた面白そうな人も沢山出て来るでしょうね」
「「「「「ほう?」」」」」
まためっちゃ喰い付いて来た……
「それはまた面白そうな案ですねぇ?」
「また胃が痛くなりそうな案件だなぁ……」
「用意するのは大変だぞ?」
「これはヤバい気がするぜぇ……」
「次から次へと面白そうな提案が出て来るねぇ!?」
運営からしたらこれは嬉しい事なのかな?
「なんだかんだ俺らだけだと凝り固まった物しか出てこないからな。だからこそAIに頼ったりしてる訳だ」
「なるほど……それで僕みたいな外部というかプレイヤーからの意見にこんな喰い付いてくれるんですね。用意するというよりは、各々が勝手に作る位で良いと思いますけどね?せっかく自分達で武器を作れるんですから、それは活かさないと」
素材を使って自由に武器を作れるんだから、それで特別な武器を作った方が良いと思う。下手に運営が用意する方向では無い方が良いんじゃないだろうか?
「運営はあくまで基本の形の提供で、そこからプレイヤーが派生させていく方が僕としては良いんじゃないかと思いますね」
「「「ふむふむ……」」」
何かメモとか取られるとそれはそれで困るな……
「あの、僕の意見は本当に一意見程度に留めて下さいね?何となく僕の意見がかなりの頻度で採用されてる気がして、それは良くないゲームになりそうな気がするので……」
何か過去にプロゲーマーをゲーム開発に参加させてアドバイザーみたいな感じで手伝ってもらったけど、あんまり面白くないゲームになってしまったみたいな話は聞いた事がある。どんな意見も程々に聞く程度で充分だと思う
「それはゲームバランスに関する話だろう?プロってのはそれで喰ってく為にも、何かしら自分に有利な物を仕込みたがる。だが、ハチ君は別にそれで喰ってく訳でも無ければ、自分だけの為の何かを仕込みたいって訳でも無いだろう?」
「それはそうですね。僕は別に僕だけが得しても面白くないですから、皆で楽しめる様な調整をしてくれた方が面白いですね」
誰か1人だけが得してる状況というのは、周りからのやっかみとかも大変だしね……努力したとか、何かに貢献したから、そのお礼とかで何かの優遇を受けるとかは全然アリだとは思うけどね?
「なので、そういった調整とかは頑張ってください!僕は楽しく遊ばせてもらいます!」
僕は単なる1プレイヤーだから、協力的な事が出来るのはここまでかな
「なぁ、ハチ君。もし良かったらなんだが、高校を卒業したら、ウチに来ないか?」
「え?」
「君みたいな人材は多分何処も欲しがるだろう。だからこそ、その候補の1つとして、ウチは名乗り出る。君さえ良ければ俺らと一緒に仕事しよう!」
飲みの席?って奴のお世辞なのか分からないけど、そういった事を言って貰えるのは嬉しいな
「そうですね。もし高校卒業した時にまだ僕みたいなのが欲しいって気持ちが変わってなかったら、よろしくお願いしたいですね」
もしそうなると、プログラムとかの勉強とかをした方が良いのかな?まぁでも、将来かぁ……まだあんまり考えてなかったけど、確かに、大学進学するか就職するかは結構大事な選択ではあるか……大学に入ればそれこそ、良い所に入りやすくはなるだろうけど、こうして声を掛けて貰えるのであれば、高校を卒業したらすぐに就職するのもアリだろう。将棋のプロの人とかで高校を中退して将棋のプロの道に進んだ人とかも居たとは思うけど、流石にそれは覚悟が決まってるからこその選択だろう。僕はそこまでは出来ないから、お互い高校卒業した時に気持ちが同じならお願いしたいな
「おっと、そろそろ時間的にも未成年は帰さないとまずいな。それじゃあ今日はこれでお開きだ。二次会とかしたい奴らは勝手に集まってやってくれ。もしやるなら出来れば声掛けてくれ」
東郷さんが送るとは言ってるけど、多分これはタクシーか何かだろうな。どう考えてもさっきのは二次会に行きたい人の言葉だもん




