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監視報酬

「という事で、皆には一旦ここで待っててもらいたいんだ。今から海の中に戻って、また呼び出されるっていうのも面倒だと思うし……」

「わかったー。ここでまってるー!」

「ありがとう!あ、壁に付いてるボタンとかは押すと明かりが付いちゃうから押さないでね。一応、オートマトンさん1人安全の為に残って貰えると助かるんだけど……」

「了解しました」

 よし、これで、複合精霊の皆が急に明かりに照らされて弱るとかは無いだろう




「で、空島で待ってろって話だったけど……どうなってるかな?」

「おぉ~い」

「お待たせしました」

「あ、来た来た」

 社からウカタマと飯綱さんが現れた。良かった。ちゃんと戻ってたんだな


「それで、キノコの専門家ってどんな方なんです?」

「まぁ、待て。まずは先にキノコを生育する場所は何処にするのか見せてくれ」

 そっか。呼んだらそのままキノコを分けてもらえるとなると、先に生育する場所が無いとそもそも来てくれない系か。それならまだ無理だな


「それだと、今はまだ無いですね。今急ピッチで作ってる最中ですけど……あ、それならどういう環境が良いとか、何かアドバイスとか貰えたりはしないですかね?せっかく育てるなら、キノコにとっても良い環境を作りたいですし……」

「確かに、それは一理あるな?」

 ウカタマだって植物を自由に育てる事は出来るけど、元の環境が良い方が育てやすいだろうし、その辺何かあるのなら、先に教えて欲しい。過度な魔力供給は控えた方が良いとか、キノコだったら、それこそ土じゃなくて、木に植えて採取するとかあるだろうし、僕自身まだ見た事の無いインスタケがどう成長するのかとかも一度しっかり知りたい


「その方から今の段階でお話とか聞けたりしないかな……」

「うぅむ……それは少し難しいかもしれんな」

「この段階で連れて来るのが難しい……となると、もしかして外出出来る日数とか決まってるのかな?」

 やる仕事が忙しくて、出てこられないは普通にあるだろう。何といっても、今はこんなだけど、ウカタマだって前は色々と忙しくて出てこれない時が結構あったし……コンバインとかあっちに納入したから仕事自体はかなり楽にはなったと思うけどね?


「そうだな。アイツもアイツで忙しい奴だ。6日後にこっちに来れるらしいが、そうだな……今はキノコの為の環境作りからしていると言えば、何かヒントはくれるだろう。それならあの島の者にヒントを書いてもらったメモを渡すというのはどうだろう?それなら速やかに建設が進むだろうし、足りない物が有れば、ハチが何処かに出かけていたら、その場で回収出来るやもしれんぞ?」

「確かに……僕を一度挟むよりはそっちの方が早いですかね?それなら、オートマトンさんから僕に足りない材料は何かとか報告してもらったらすぐに動けますし、そもそも、多分明日……3日後辺りは用事で居ない可能性がありますから、その間に連絡が来たら直でお願いします」

 オークションもあるから、連絡が来るタイミングでその場に居ないは全然あり得る。オートマトンさん自体御稲の国にも派遣してるし、何か連絡があるタイミングでその場に居るオートマトンさんに話せば、こっちにも伝わると考えると、絶対そっちの方が楽だろう


「分かった。ではそうしよう」

「はい、お願いします」

「あ、そうだ」

「ん?何かありました?」

 一通り話が終わったと思ったら、ウカタマが何か思いだしたかの様に、話し出した


「我々が監視任務をした時の報酬がまだだった!」

「あぁ、そういえば……じゃあ、何か食べて行きます?作りますよ」

「「ぬっ!」」

 ウカタマと飯綱さんの耳がピクッと動いた。これは警戒……じゃなくて、単純に料理を作るって言った事に反応しただけだな?


「じゃあ稲荷寿司だ!」

「こちらに油揚げは持参しております」

「用意良いねぇ?それじゃあ稲荷寿司を作るよ。城に行こうか」

 持参してる油揚げが10枚を超えている様に見えるけど……まぁ、ご愛敬って事だな




「やっぱハチの稲荷寿司うっま~」

「私達が作っている物は良い物のハズなんですが、やはりハチ様の稲荷寿司には負けますね……」

「まぁ、色々と僕が持ってる道具がより美味しくなる様に作用してくれたりしてるからなぁ?」

 勿論、毎日自炊とかして腕は磨いていると言っても良いとは思うけど、調理器具自体に料理を美味しくするブーストみたいなのが掛かってるからより美味しくなっているとは思う


「道具……ハチ様。こうした調理器具を自作する事は可能なのでしょうか?」

 調理器具の自作……確かに、より美味しくなる調理器具はもっと増えた方が嬉しいか。でも、こういう特殊能力的なのはワリアさんから貰ったフライパンみたいに、長い時間をかけてその意志がフライパンに宿るみたいな状態になって初めて可能な気がするし、流石に、そういう物の量産は厳しいよな……


「うーん、そうなるともっと別のアプローチ……より熱を伝えやすい鍋とかそういうのか?」

 普通の鉄のフライパンよりも素材に熱が通りやすいフライパンとか、そういう方向性で何か作ってみるか



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城のキッチンで料理したのにモルガ師匠が来なかっただと……?
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