ウキウキするなら足元注意
最低2000文字とか拘らんおかげで楽しく書ける
いつもより浮かれているのは自身で自覚出来る。
だって鼻歌を歌いながらスキップをして部活のアップをこなしているのだから。
「す、すみちゃんどうしたの?」
マネージャーではないが部活の練習を手伝ってくれている遙はいつもより明らかに浮かれながら練習をしている親友の姿どう接すれば良いが一瞬迷った結果普通に声を掛ける判断をした。
「んーー?いやねぇー昼休みにさ?偶にはいいかと1人で部室でご飯食べようとしてたのよね?行くまでの途中で先輩に声掛けられて何かと話を聞いたら何と自分の妹が来年ここに入学するからもし良かったら面倒を見て欲しいって相談だったの!」
「面倒を見るって…‥学校のじゃない感じね、もしかして部活動での面倒を見てってお願い?」
「そう!どうやら私に憧れてくれたらしくて強豪校に進学して頑張るんじゃなくてここに来て私から学んで頑張るって話見たいなんだ。
しかも話を聞いたら中々どうして良い感じの素材と来た!初めて育成欲が爆発したから2つ返事で了承しちゃった!!根本のスピード自体はそこまで無いわけじゃないから調理次第じゃ化けるよ!かなり!!」
思わず練習を中断して遙に詰め寄り力説する。
こんなに興奮するのはカードゲームを除いて始めてだ。
流石にTOPの価値が2桁億するカードゲームより興奮する事なんて早々無い、絶対。
「遙私昼休みから1つ決めた事があるんだ。この部活の外部顧問になってあの子を育てて世界に送り出す。そして世界の舞台で師弟対決をして勝つ!…………最高にカッコよくて楽しそうじゃない?」
「………………つまりその手伝いをして欲しい、すみちゃんの夢を支えて欲しいと?」
「包み隠さず言えばね。こんなドラマチックな誘い方してるけどさ。ぶっちゃけ誘うまでも無く遙は私と来ざるを得ないよね?」
嫌らしく笑いかけると鼻で笑ったように遙笑みを浮かべる。
「もう既にすみちゃんと一緒に手は汚したしね、どこまでも一緒に行くしかないでしょ?先が清かろうと泥沼だろうと」
「有難いね、じゃジョギングするから撮影とかよろしく〜!皆のフォームとかグループラインに送っといて!」
「りょ〜か〜〜い」
「あ、百足」
「!!!!!!!!!!」
見た目がひたすらに苦手な虫の名前を聞いた時私の体は気がつくとこの公園にある遊具の上にいた。
無意識である。
「どこだーー!!!!どこに百足嫌がる!!!!!!」
「冗談だよ」
「ざけんなーーー!!!!」
青野栖魂の抗議である。
そんな私の姿を見た他の部員と言えば
「「「何度見てもおもしろアレ」」」
「聞こえてんぞエンジョイ勢共ぉぉおおおお!!!!」
「聞こえるんだこの距離で」
「舐めるなぁあ!!!」
「追い詰められた悪役の迫力や」
もう少しやり取りがあったが何とか練習に移りいつも通りに練習を終えた。
「…………」
「どしたすみちゃん」
「いや……今後を見据えるならスピードの強化は必須だと思ってね。短距離の練習でするようなドリルとかして対策をしてみようかと」
「ドリルってどんな?」
「腿上げ、上げた腿の切り返しとか骨盤の動きを意識しやすいようにするドリルを増やすとか後は……そうだな、短距離選手そのものの走り方を学んでラストスパートで使い分けられるようにする。
長距離を走る走り方で3:20で走るより短距離選手みたいな走り方の3:20のほうが楽に速くて道理だろうし」
「すっごい難しそうだけど」
「ま、趣味の延長線上だからね気長に楽しくやるさ。元々走る事が趣味でフォームとか矯正するの好きだったしやる事は今までも変わらんし」
「練習前私達の事エンジョイ勢って言ってたけど栖が1番正しくエンジョイ勢じゃない?」
「大会に積極的に出て走ってる時点でただのエンジョイ勢じゃなくてガチかっこエンジョイ勢かっことじってやつよ」
「かっこかっことじまで口に出す奴は普通おらん」
「草」
「あ、百足」
「」
「おーー跳んだ」
「マジでさぁ!マジでさぁあ!!!!弓の家にゴキブリ嗾けるぞマジで!!!!」
「ちょっとそれは勘弁」
同学年で栖の能力事情を知ってるのは
逵遙
春日弓
日向京香
朝霧紗奈の4名であり親は地味に知らない。




