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使い込んだ万年筆
想いシカが、るいの元に
ソッとコスモスを落とした。
《フワーッ》
るいの目の前には、
おばあちゃんから貰った使い込まれた万年筆が現れた。
るいは、それを拾い上げた。
るい「これ……おばあちゃんが大切に使ってて、貰ったけど、なんだか大切すぎて使えてなかったやつだ……」
にこ「お姉、メッセージカードあるよ」
にこが、るいにメッセージカードを渡した。
~大切な想いを受け継いでも良い。
書いた文字だけではなく、大切な想いと時間が残されています。~
るい「これからは使おう!」
《コクン》
想いシカは、再び静かに頭を下げた。
《サラサラ……》
想いシカは――
何も言わず、 コスモス畑の奥へ
静かにゆっくりと歩いていった。




