手品の手法を応用すると読者を満足させれます
今回の話は、文章テクニックの話でもします。
興味ない?
ですよねー。
でも、PV数に比べて全くポイントが増えないんですよ!!
誰ですか!!
読むだけ読んで、ポイントすら付けない人は!!
よし。ポイントクレクレと文字数稼ぎ終了。
では、毎度のことながらツラツラと考察したことを述べて行きますね。
手品の手法は物凄く優れていますので、ぜひ皆さんも活用してみてください。
『銀馬車の紙商人』の文章テクニックの一つは、手品の手法を応用してます。
むしろ『銀馬車の紙商人』のテーマの一つですね。
手品とは、お客さんに『ある一点』に意識を『誘導』させ、意識の外側で手品師がアレヤコレヤしてお客さんを『あっ!』と言わせて楽しませるエンターテイメントです。たぶん。
この『意識を誘導させる』という手法を文章テクニックに応用することにより、読者を『あっ!』と驚かせたり『おー!』と面白がらせたり『なるほどなー』と納得させたり出来ます。
いくつか『銀馬車の紙商人』から抜き出してみますね。
2章27話で、ミリスが壁内の商家は木版を使えないと文章で提示し、まず読者の意識をそこに誘導させます。
そして主人公が『なぜ壁内で木版が使えないんだ?意味不明だ』と文章で提示し、さらに読者の意識を『謎』に誘導させます。
で、ミリスが『木版なんて貧乏臭い道具を壁内の商家が使うわけねーだろ』と文章で提示して、『謎の解決』と『納得感』を演出します。
この『意識を誘導させる』手法を一番利用したのが、4章のカレンの話ですね。
まずカレンを『ハニートラップ』だと読者に提示し、そこに意識を誘導させます。
そして物語は、主人公がハニートラップに引っかかる話だと読者を『ミスリード』させながらも
実際は『凄腕の商人』と提示して、読者すらも『欺いていた』という話です。
さらには『男女差別の話』を読者に意識させ、カレンが何を狙っているのか?という疑問を読者と一緒に主人公を使って意識させ、『こういう狙いだったんですよ』と手品のネタを披露し、読者までもが『欺かれる』話です。
読者コメントで『読んでいて自分が詐欺師に騙された気分になった』と本人はクソみたいな感想を投げ付けたと思ってるのでしょうが、私からすれば『最高の褒め言葉』ですね。
まさに『手品』の本質ですから。
『銀馬車の紙商人』のテーマなんですよ。
きちんと0章の2話に提示してます。
『完全に意識の外側の盲点』
というフレーズですね。
アフリカ行きに発電機が必要なんて『想定外』という話です。
この『想定外』を手品の手法を用いて、読者の意識を『誘導』させることにより『想定外』を演出できます。
『銀馬車の紙商人』には、この『読者の意識を誘導させる』文章を多用して『想定外』を演出しております。
実はミステリー小説の基本的な文章テクニックなんです。
読者の意識を『一点』に誘導させる、と考えながら文章を提示していくと良いかと思います。
ぜひ皆さんも活用してみてください。
今回の話は以上!




