表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

プロローグ 『女体化』


「――きて! 起きて!」


 少女の声が聞こえる。


「ん、うぅ?」


 目が覚めると体に妙な違和感があった。何かが、おかしい。


「君、は? ん? あぁあぁ」


 なんか声おかしくね?


「ごめん。そこどいてくれ。起き上がるから……」


「え? あっうん。わかった」


 そう言って少年――ひずるを見下ろすのをやめる少女。

 その表情は少し驚いていて、ひずるはそれを不思議に思いながら、よっこいしょと体を起こす。

 起こして――、


「は? え……?」


 言葉に詰まる。

 ひずるの着ていた服――学校の制服ではなく、白と銀色で装飾されたドレスがひずるの身を包んでいた。


「ドレス……?」


 ふと手を見れば小さくて、ひずるは思わず口が開く。

 声が可愛らしく、服装がドレスで、手が小さく、目線も低い。それに視界の端、地面につく白銀の長い髪が見えた。


「女の子に、なってる?」


 まさか……


 自分の股を見下ろす。そこには本来あるべきものがあるはずだ。

 恐る恐る、ひずるは股へ手を伸ばし――、


 そして、青ざめる。


「ち、ちんこがねぇええええええええ!」


 思わず叫んだ。


「なんでだ? なんで女になってんだ? いやそもそも、俺は何をしてたんだっけ……」


 ひずるは急いで、自分の記憶を掘り返す。


 そうだ。俺はたしか、学校の教室で夢を見てたはずなんだ。そう、悪夢だったな、あれは……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ