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窓際の不思議な彼-part58-三連休②

窓際にいる不思議な彼

彼に悩みを話すと解決するという噂が・・・

■三連休②

「ああ、こんにちは」

「どうぞどうぞ」

「これから、塾?」

「ああ、もう終わったんだ。お疲れ様」

「休日でも塾はあるんだね」

「ええ!?連休中は全部、塾なの?」

「爪の垢を煎じて飲ませたいよ・・・」

「え?誰にって?」

「いや、実はさー・・・」

「そう!奴らは、ゲーム星人でさ!」

「さっき、ようやく追い出したところなんだよ!」

「それに比べて・・・アキラ君の素晴らしさよ・・・」

「これこそ、若者のあるべき姿だよ・・・」

「え?アキラ君も、家では?」

「ゲーム星人なの?」

「PCで?」

「人を・・・撃ちまくる・・・」

「こ、怖いよ・・・」

「僕?僕はゲームはしてこなかったなー・・・」

「うん。子供の頃から・・・」

「馴染みがなくてね・・・」

「え?何して遊んでたか?」

「うーん・・・」

「うーむ?」

「読書・・・」

「勉強・・・」

「塾・・・」

「落書き・・・」

「練り消し・・・」

「ああ・・・僕の過去って・・・」

「ま、まあ・・・気を取り直して・・・」

「お菓子とジュースで良い?」

「はい。どうぞ。お疲れ様」

「アキラ君の通ってる塾って、たしか・・・」

「そうだったよね。さすが!」

「かなり有名だもんね!」

「アキラ君は、どういう道に進むの?」

「ふむふむ?」

「うん、ごめん。全然分かんないや・・・」

「馴染みの無い言葉だったよ・・・」

「そういえば・・・」

「ちょっと、聞きたいんだけどさ・・・」

「アキラ君にとって、勉強する意味って何かな?」

「進むべき道を行く為の手段・・・」

「そ、即答ですか・・・」

「カ、カッコいい・・・」

「いや、前にね?ここに来た子がいてさ・・・」

「その時に、勉強する意味を聞かれてね・・・」

「良い答えが言えなくてね・・・」

「え?いやー・・・まだ、幼い感じだったし・・・」

「え?なら、大丈夫?」

「えーと・・・何が?」

「ああ、もっと、時間が経てば?」

「勝手に答えが見つかる?」

「さっすがー!言うことが違いますぜ!兄貴は!」



「お。帰るかい?」

「うん。お疲れ様」

「気を付けて!」

「ん?」

「今度?」

「なんで?」

「え?ゲーム?」

「僕に?」

「教えてくれるの?」

「いやー・・・ありがたいけど・・・」

「僕の性に合ってないというか・・・」

「うん。多分、ハマらないと思う・・・」

「僕って・・・ほら・・・」

「平和主義者だし・・・」

「人を撃つゲームで楽しめないと思う・・・」

「でも、ありがとう。誘ってくれて!」

「うん。また、いつでも来て!」





























































■後日

「アキラ君!これ!これどうやるの!」

「おりゃー!やったるでー!」

「誰も逃がしゃしないよ!」

「おりゃー!」

「うぎゃーーーーー!!!」

「やられたーーーー!!!」

「クソがー!」

「さっきの、どこのどいつじゃー!」

「許さん!許さんぜよー!」

「グハハハハハ!」

「どうだ!思い知ったか!」

「俺様の実力を!」

「どうしたんでちゅかー!!」

「ここでちゅよー!!!」

「ふうーはっはっはっは!!!」

「チクショーーーーー!!!」

「ゆ、許さねー!!!」

「アキラー!あいつをやるぞ!!!」

「ぜってえ許さねえ!」

「ざまあああああああああ!!!!!!!」



「え?あ、はい・・・」

「すいません・・・」

「うるさくして、申し訳ありません・・・」

「で、出禁!?」

「は、はい・・・」

「すいませんでした・・・」

連載となります。

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