窓際の不思議な彼-part24-約束
窓際にいる不思議な彼
彼に悩みを話すと解決するという噂が・・・
■約束
「・・・なあ」
「音、外れてるって・・・」
「もっと集中してやろうぜ!」
「練習してきたのかよ?」
「みんなで集まれること、中々無いんだぜ」
「よし。もう一回な」
「・・・休憩するか?」
「え?もう終わり?」
「なんでだよ!まだ、時間あるじゃん」
「は?」
「なんだよ・・・」
「結局、こうなるじゃん・・・」
「はー・・・」
「疲れた・・・」
「いつもこうだな・・・」
「もう・・・」
「駄目、かもな・・・」
「約束したのにな・・・」
「まあ、元々あってないようなもんだけど」
「はあ・・・」
「もう、次の道を行くべき・・・」
「なんだろうな・・・」
「・・・バイト行こ」
「疲れた・・・」
「なんか、最近、疲れたしか言ってないな・・・」
「はあ・・・ため息ばっかりだ・・・」
「どこで、狂ったかな・・・」
「あの頃は・・・楽しかったな・・・」
「どっかで・・・区切りをつけないとな・・・」
「って、言っても・・・」
「最近じゃ、全員集まるのも一苦労だ・・・」
「一応、連絡してみるか・・・」
「いや・・・なんか・・・」
「いつも、俺からだな・・・」
「放っておくか・・・しばらくは・・・」
「自主練だけしよ・・・」
「あっ、ども!」
「こんちわっす!」
「みなさん。順調ですか?」
「はい。聞きました。良かったです」
「え?俺らは・・・」
「駄目っす・・・」
「もう、集まることすら・・・」
「はは。そうっすね・・・」
「なんで・・・こうなったのか・・・」
「え?みなさんも?」
「そんなの、しょっちゅう?」
「ええ!?殴り合い?大乱闘?」
「ボイコット?無視?悪口の言い合い?」
「解散宣言?今でも!?」
「ええ・・・」
「すいません。ちょっと引きますわ・・・」
「何でそんなになっても・・・」
「一緒にいるんすか?」
「え?約束?」
「一番最初に?」
「何があっても辞めない?」
「喧嘩しない?」
「お互いを尊重する?」
「やるなら本気でやる?」
「とにかく褒める?」
「あのー・・・」
「ひとつも約束守ってなくないですか?」
「それなのに・・・」
「ありがとうございます。話、聞いてもらって」
「はは。みなさん。すごいっすよ」
「ええ。俺も・・・」
「毎回、最後だと思って・・・」
「気持ち、ぶつけてみます・・・」
「・・・揃ったな・・・」
「さてと・・・今日は、演奏しない!」
「うっせえな・・・ちょっとは聞けよ」
「まだ、話してんだろうが!」
「つか、演奏なんかできないと思うぜ」
「今日はお互いに、言いたいことだけ言うんだから」
「遠慮なんかしなくていいぜ」
「はあ。お前ら、いつもそうだよな・・・」
「自分から行動する奴がいねえ・・・」
「今日だって、いや、毎回だ!」
「俺は連絡係じゃねえんだ!」
「たまには、てめえらで考えろよ!」
「あと、お前!毎度毎度、遅れてくんじゃねえ!」
「ムカつくんだよ!待たされる身にもなれ!」
「それから!お前はマジで練習をして来い!」
「小賢しい嘘を吐くんじゃねえよ!」
「モロバレなんだよ!練習して来てねえの!」
「あと、全員に言っておく!」
「約束はどうしたんだよ!」
「最初にこのメンバーでやるって決めた時の」
「あの約束だよ!」
「いいか!あの約束通りにできないんなら・・・」
「今日で、終わりだ!」
「解散だよ!」
「まあ、もう解散してるようなもんだけどな!」
「ひどいもんだぜ?まともに曲作ったのいつだよ?」
「マジでよ・・・」
「仕事、酒、女、遊び・・・」
「他にやりたいことあんなら言えよ!」
「中途半端でいいや!じゃ、ねえんだよ!」
「終わるなら終わる。続けるなら続ける!」
「おら!いつまでダンマリだ?」
「マジで、なにも言わないなら帰るぜ!」
「それで、終わりだからな!」
「クソ痛え・・・」
「お前ら・・・マジで・・・」
「手加減しろよな・・・」
「全員ボロボロじゃん・・・」
「あのスタジオ・・・もう使えないな・・・」
「で?続けるってことでいいんだよな?」
「おう。じゃあ、次の連絡は頼むわ・・・」
「え?ちげえよ。キャラが変わった訳じゃねえ」
「先輩達に聞いたんだよ・・・」
「は?ウソ?」
「あの人達、めちゃくちゃ仲良いの?」
「なんだよ・・・」
「マジか・・・」
「騙された・・・」
「まあ、でも・・・」
「たまには良いだろ?」
「こんなのも・・・」
連載となります。
感想などをいただけると励みになります。




