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窓際の不思議な彼-part22-新部長

窓際にいる不思議な彼

彼に悩みを話すと解決するという噂が・・・

■新部長

「あれ?こんにちは!」

「はは。いいんですよ」

「大歓迎です」

「いえいえ、迷惑だなんて・・・」

「そうですか?」

「部室ではすごい静かですよ?」

「え?猫を被ってる?」

「そう・・・なの?」

「まあまあ、どうぞ。入って」

「お菓子もあるよ?」

「はい。どうぞ」

「はは。美味しい?」

「ええ。大丈夫ですよ」

「部活が終わる頃に連れて行きますよ」

「え?そうですか・・・」

「では、お待ちしてます」

「ええ。そうなんです・・・」

「新部長に・・・」

「いえいえ、すごいことなんてなにも・・・」

「柄じゃないんですけどね・・・」

「みんなからの推薦もあり・・・」

「ええ。まあ、特にやることはないようです」

「ええ。部活、頑張ってください!」



「ん?そうなの?ここに来る途中に?」

「変な人達がいたの?」

「たくさん?」

「噂?」

「ああ、窓際の?」

「僕のことは言わなかった?」

「ああ・・・ありがとう」

「そうだ。漫画が増えたよ!」

「ほら。ここにいるお姉さんが君のために」

「持ってきてくれたんだ」

「はは。どうぞ。好きなものを読んで」



「ん?どうしたの?」

「飽きちゃった?」

「お姉ちゃんのとこに行く?」

「じゃなくて?」

「ああ。もちろん。どうぞ」

「この席は誰でも座っていいんだよ」

「はは。良くお似合いだよ」

「君が来たらいつでも座っていいよ」

「うん。特等席!」

「はは。君が本当の部長だね」

「うん?ああ、前に座ってた人はね」

「もう、学校にはいないんだ」

「うん。お仕事してるよ」

「たまに、遊びに来るけどね」



「ん?」

「あ!こんにちは!」

「お久しぶりです!」

「ええ、ホントに」

「いやー、僕が部長になるなんて・・・」

「参りましたよ・・・」

「伝統通り・・・ですか」

「まさか、本当になるとは・・・」

「伝統、恐るべし・・・」

「ええ。まだ、なったばかりですけど・・・」

「やることはないですね・・・」

「ええ。本の整理や・・・」

「部室の掃除はルールを決めました」

「新入生も何人か入ってくれましたし」

「汚い部室は・・・嫌ですから」

「ええ。もしかしたら、潔癖症かも・・・」

「?。ああ。この子ですか?」

「お姉さんがこの学校に・・・」

「遊びに来るんですよ」

「ここの居心地が良いみたいです」

「え?また、新作を?」

「良いんですか?」

「ありがとうございます」

「実は、漫画以外も読む人が増えましたよ」

「ええ。寄贈していただいた本に影響を」

「かなりの数を寄贈していただいてますよね」

「ええ。本当にありがとうございます」

「もうお帰りですか?」

「そうですか・・・お忙しいですね」

「ええ。いつでも来てください」

「ありがとうございました!」



「はは。あの人はね、卒業した人なんだ」

「え?新キャラ?」

「うーん。新キャラとは違うかも・・・」

「ある意味・・・旧キャラ?」

「え?イケメン?」

「そ、そうだね」

「すごい良い人なんだ」

「うん。読み終わった本をね」

「僕達に譲ってくれるんだ」

「お下がり・・・」

「うん。まあ。そうとも言うかな・・・」



「お。そろそろ、お姉さんが迎えに来るよ」

「うん。いつでも来て」

「ふふ。もう常連さんだね」

「うん?うーん。君がこの学校に入る時は・・・」

「僕はもういないかな・・・」

「僕だけじゃなくて・・・」

「ここにいる人は誰も・・・」

「ふふ。寂しい?」

「え?・・・はは」

「ありがとう。じゃあ、君に託そうかな・・・」

「我が部の、伝統を・・・」

連載となります。

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