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窓際の不思議な彼-part21-噂

窓際にいる不思議な彼

彼に悩みを話すと解決するという噂が・・・

「〇〇学校の〇〇クラスの」

「窓際にいる不思議な彼に」

「困っていることを話すと」

「解決するらしいよ」

「その学校の生徒らしい」

「その学校の生徒じゃないって聞いた」

「先生らしいよ」

「部外者だって」

「彼は学校だけにいる訳じゃない」

「この噂、息が長いよね」

「最近はあんまり聞かなくね?」

「私も悩み聞いてほしいのに・・・」

「俺もー」

街の様々な所でそんな噂の話がされている。


■噂

「はい!我が新聞部は・・・」

「うちの学校だけでなく・・・」

「様々な所で話されている・・・」

「例の噂の真相を・・・」

「取材したいと思います!」

「つきましては!」

「校長先生に!」

「許可を!」

「何卒!許可を!」

「すいません。興奮してしまい・・・」

「む?別に許可などいらない?」

「ふむ。ふむ」

「なるほど・・・」

「いつもの活動と同じく・・・」

「たしかに!では、顧問の先生の許可と」

「行き過ぎた行動・・・もとい」

「良識的な範囲で・・・と」

「分かりました。ありがとうございます」



「良し。では、諸君!」

「まず、整理しよう」

「噂のサイトだと・・・」


「〇〇学校の〇〇クラスの」

「窓際にいる不思議な彼に」

「困っていることを話すと」

「解決するらしいよ」

「その学校の生徒らしい」

「その学校の生徒じゃないって聞いた」

「先生らしいよ」

「部外者だって」

「彼は学校だけにいる訳じゃない」


「と、いった感じだ」

「うちの学校名が出ている」

「サイトの内容は頻繁に更新されているらしく・・・」

「有力な書き込みも、すぐに消されてしまうことがある」

「彼は実在したという書き込みも消えた・・・」

「彼が漫画研究部に入っているらしい書き込みも・・・」

「消えている・・・」

「困っていることや悩みが解決したからなのか・・・」

「それとも・・・」

「これは・・・もしかすると・・・」

「大きな陰謀の匂いがするーーーー!!!」

「え?ごめん。興奮して・・・」

「うん。ごめん。声を小さくするよ・・・」

「と、いう訳で。諸君!」

「我々で、真相を見つけようじゃないか」

「ん?大丈夫だ。顧問の先生には既に許可をもらった」

「良し。では、作戦開始!」



「失礼します・・・」

「・・・誰もいない・・・」

「サイトに書いてある教室には誰もいない・・・か」

「良し。次!」

「サイトの情報だと、彼は・・・」

「先生であるという書き込みもある・・・」

「そして、彼は、若い!というのがお決まりだ」

「そうなると、君!」

「学校のホームページから職員データを検索!」

「20代または30代前半で」

「男性の職員をピックアップ!」

「え?いない?・・・ホント?」

「・・・一番若くて・・・そうか・・・」

「なるほど・・・」

「・・・」

「良し!次!」



「はい。部活動中にすいませんが・・・」

「何卒、ご協力を・・・」

「良いですか!ありがとうございます!」

「ああ・・・すいません。声は小さくします・・・」

「お邪魔します・・・」

「お?」

「おお!」

「あの!あなたは、もしかして・・・」

「窓際の彼さん・・・でしょうか?」

「え?ホントに?」

「でも・・・窓際の席に・・・」

「ホントのホントに?」

「その席には、最近?」

「そうですか・・・」

「え?いつも座っていた方が?」

「一つ上の?先輩?」

「その方は?もう来ない?」

「お仕事を?まだ卒業してないのに?」

「見習いで?」

「その方に、連絡などは・・・」

「駄目?さすがに?」

「それに?多分、違う?」

「そうですか・・・」

「もしかしたら、いつか来るかも?」

「むー。分かりました・・・」

「ご協力いただき、ありがとうございました」

「失礼します」



「むーん。怪しい。怪しいと思いませんか?諸君」

「おそらく、漫画研究部の方が・・・」

「噂の彼ではないでしょうか!」

「うん。そうに違いない・・・」

「あとは、それを裏付けるものがあれば・・・」

「ん?」

「おや?」

「諸君・・・」

「君達にも見えていますか?」

「ええ。私にも見えています・・・」

「この学校にいるはずのない・・・」

「小さい、女の子?」

「・・・ハッ!?」

「そうだ!サイトの情報には・・・」

「容姿は様々で・・・」

「彼、ではないのかもしれない可能性が・・・」

「諸君!」

「我々は・・・」

「ついに!」

「真相に辿り着いたかもしれません!」

「行きましょう!あの子を追うのです!」



「・・・」

「・・・」

「・・・」

「あなたの・・・妹さん?」

「そう・・・ですか・・・」

「いえ・・・お騒がせしました・・・」

「ん?はい?」

「なんですかな?お嬢さん?」

「え?えええええええええ!?」

「噂の?窓際の?彼を?」

「見つけた・・・?」

「ホ、ホントに?」

「いつ?どこで?」

「え?・・・」

「距離が近い?」

「うるさい?」

「変な臭いがする?」

「キモイ?」

「ダサい?」

「センスが無い?」

「ブサイク?」

「私にも敵わないなんて、雑魚?」





「いえ、いえ、良いのです・・・」

「本当のことですから・・・」

「まさか・・・」

「泣いてなど・・・グスっ」

「さあ、妹さんを追いかけてください」

「1人でいたら危ないですから・・・」

「グスっ」

「諸君・・・」

「今日は、これで・・・」

「解散しましょう・・・」

「いえ、大丈夫です・・・グスっ」

「はい。私のメンタルは鋼ですから・・・」

「また、明日から、頑張りましょう・・・」

連載となります。

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