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82話
ワイバーンはフワフワと浮かび上がる
先ほどまでの元気はないようだ
勇気はアイスコフィンを一つ作り出して
「オラっ」
アイスコフィンを蹴り二つに折った
ズズ・・・ズズ・・・
横にずれて上側が落ちる前に
「ヨッと」
2回ほどリフティングをしてからワイバーンに蹴り放った
ドゴ!!
鈍い音を立てて直撃した
「豪快だね・・・・・・」
ルイは唖然としていた
勇気はとても楽しそうだ
「おっしゃ!当たったあたった!」
ワイバーンは力なく落ちてきた
氷の塊が飛んでくるとは思ってもなかったのだろう
「アイスソード」
勇気は倒れているワイバーンの首を落とした
「いっちょあーがり、俺の出番はここまでだな」
背中に翼が崩れ落ち、体のアザも消えていった
「・・・・・・」
勇気はその場に突っ立っている
ルイが声をかけてきた
「勇気くんすごかったよ〜、でもいつもと口調が変わってたね」
勇気は恥ずかしそうに
「思い出したくはないです」
「あぁ性格が少し変わってしまうのが副作用だったのか、でも圧倒してたからよしとしよう」
「いや、こんなスキル使いにくいんですけど」
「まあまあ、とりあえず千秋のところに行こうか」
そこそこ時間はかかるが走って3人の元へ向かった




