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2巻P110_かい敷に篠葉を忌む事、2巻P113_箸置きの事

○2巻P110_かい敷に篠葉を忌む事

食べ物の敷物(※原文「かい敷」(その他掻敷・会敷・懐敷などと書かれる))に笹の葉を使うことは忌むべきことである。

切腹する人には昆布の帯と塩を肴にして酒を飲ませるが、その時に笹の葉を敷物にするのであることから、日常では昆布の帯も塩も肴にせず、笹の葉を敷物にすることは忌むのである。『諸聞書条々』に書いてあることである。


○2巻P113_箸置きの事

膳の縁に箸をもたせかけて出すのは、客人が箸を取りやすいようにするためである。

食べ終わってから箸を膳の縁にかけないでその内側に収めておくのは、陪膳の人が箸を落とさないようにする配慮である。これは礼儀である。

また、正式な時は、箸の台として耳かわらけという箸置きを置いて、膳の縁に箸をかけることはない。

ある説に、縁を外して箸を膳の内側に納めるのは「うれえの箸」といって仏事などのときに行うものとする説がある。この説は間違いであり、用いるべきではない。

また、椀の蓋などもうつぶせに膳の縁に掛けておくと倍膳の人が落とすことがあるので、蓋も縁を外して仰向けておいて膳をあげさせるものである。

大抵の膳の上の物は、倍膳の人が取り落としないように調えて渡すことが、陪膳の人への礼儀である。留意しなければならないことである。

悪い状況の再現をすることはマナー違反、相手の立場を慮って動くのがマナー。

……今とあんまり変わらないような、だからこそのマナーなんでしょうか。

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