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2巻P99_主客心得の事

客人は、亭主もてなしとして出した料理などを美味しそうに自分からよく食べるのが礼儀である。

亭主は「このもてなしの品物は、珍しいものでも素晴らしいものでもないので、お口には合いますまい」と卑下して客人に無理に食べさせることが礼儀である。

今どきはその礼儀を知らない人が多く、客人は自ら食べようとせず、亭主は無理に食べさせようとするのは、田舎者の風習である。

酒でも儀式のときは無理強いすることではない。酒盛りのときは無理強いするのも一興とすることは今も昔も同じである。ただし、下戸に無理強いすることは無礼である。

現代にも通じる考え方で、世の中のマナー講師にはこういうことを教えてほしいものです。

美味しくても顔に出ないタイプの人には大変かもしれませんが、相手の気持ちを本意に考えて行動しようというのは、時代を超えたおもてなしの心ですね。

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