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詩全集4

足りてないなら殺しておしまいにして、足りてないなら殺しておしまいにして、足りてないなら殺しておしまいにして。自分の手では殺せないから。誰か、神様。私はもう逝きたいよ。

作者: 那須茄子

撃ち殺したい

お人好しが今目の前にいるのに

弾丸が足りない

殺意を向けることしかできない


躊躇った結果

私が好きだった皆仲良しの世界は

お人好しの身勝手な裏切りによって

跡形もなく壊れて消えてしまった

ただの人殺しを未だに

愛だ、幼馴染だという理由で殺せず

自傷行為に逃げる

焼け落ちた毎日


灰の中に沈む

ただ反響するだけ

焦げた心臓を抱えたまま

私はまだ生きていると錯覚している


赦しもなく 

救いもなく

血のように赤い夕焼けが

誰の影も長く伸ばすことはなく

過去を踏み潰す


撃ち殺したい

お人好しが今目の前にいるのに

弾丸が足りない

殺意を向けることしかできない



光は届かず

祈りも届かず

黒い風が頬を裂く

その痛みが無情にも生の証


撃ち殺したい

それでも引き金は重く

指先は震え続ける

終わらない罰を背負ったまま

お人好しと

人殺しと

この世界で別々に生きてしまう

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