心の波が生まれるとき
この物語には、正解はありません。
わたし自身が日々の中で感じたことを、
一つひとつ問いにしながら綴っています。
もし、どこか一行でも心に残る言葉があれば、うれしいです。
なぜ、感情は生まれるのだろう。
もともと、ひとつだった世界には、分かれるという感覚がなかった。
「わたし」と「あなた」の境界もなく、
比べることも、失うことへの恐れもない。
ただ、静かに満たされていた。
けれど、
「わたし」という存在が生まれたとき、
心には波が生まれた。
うれしい。
かなしい。
さみしい。
安心する。
怖くなる。
愛おしくなる。
感情は、ただ心が揺れているだけではないのかもしれない。
それは、
魂からのサイン。
本来の自分に近づいているとき、
心はあたたかくひらく。
どこか違う道へ進もうとするとき、
違和感や苦しさとして知らせてくれる。
怒りは、大切な境界を教える声かもしれない。
悲しみは、大切にしたいものがある証かもしれない。
喜びは、魂がふるえている合図かもしれない。
感情は、わたしたちを振り回すものせはなく、
見えない内側の声を、
感じられる形にしてくれているのかもしれない。
もし、
そうだとしたらーー
わたしたちは、感情を消すために生きているのではなく、
感情を通して、自分を知るために生きているのかもしれない。
そのとき、
静かにひとつの問いが降りてきた。
ーーでは、なぜ人によって、同じ出来事でも感じ方が違うのだろうか?
感情は、できれば消したいものだと思っていた時期がありました。
でも今は、どんな感情も「自分を知るための案内人」
なのかもしれないと感じています。
同じ景色を見ても、同じ言葉を聞いても、
人によって感じ方は違います。
その違いは、何によって生まれるのでしょう。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。




