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競い合いの世界
この物語は、「競争」や「足りない」という感覚について、
ひとつの問いから始まります。
正解を伝える物語ではありません。
読みながら、
あなた自身の答えを見つけてもらえたらうれしいです。
ーーでは、
「足りない」という感覚は、いったいどこで生まれたのだろう。
その問いを見つめていたとき、ひとつの景色が浮かんできた。
もっと持っていなければ。
もっと強くならなければ。
もっと認められなければ。
もし、
世界が「限られている」と感じていたなら。
人は、失わないために、
奪われないために、
競い合うようになるのかもしれない。
先に行かなければ。
負けてはいけない。
置いていかれてはいけない。
そんな不安が、いつのまにか、
競争の世界をつくっていったのだろうか?
けれどーー
本当に世界は、足りなかったのだろうか?
それとも。
「足りない」という思い込みの中で、
わたしたちは、生きてきただけなのだろうか?
もし、読み終えたあとに、
「わたしは、何を信じて生きてきたのだろう。」
そんな問いが心に浮かんだなら、
この物語は役目を果たせたのかもしれません。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。




