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ユリア王女と村巡り(中編)

約1ヶ月ぶりです。

お待たせしました。

「楽しかったかい?」


「うんっ、たのしかったよ」


「わたしも」


 公園でひとしきり遊んだユリア王女とノエル。

 カトルが二人に聞いたところ、楽しかったようだ。


「ユリアちゃんも少しずつ元気になって良かったよ」


「そうだね。 公園でノエルちゃんと駆け回る様子を見てほっこりしたよ」


 子供らしくはしゃいでいるユリア王女とノエルを見て、メルルもカトルもほっこりして見守っていた。

 特にユリア王女は、保護した当時は怯え続けていたが、今は笑顔が多くなり、元気になったとメルルは言う。


「さて、次も最近になってようやく出来たタワーだね」


「ああ、あれもベルセリア石が足りなかった故に完成が遅れたという……」


「そうそう。 そこの屋上からいい景色が見れるよ」


 そして、次に行く場所に公園と同じく資材が足りなかった故に遅延していたがようやく完成したタワーに行こうとメルルが提案する。

 そのタワーの屋上は見晴らしがいいようだ。


「じゃあ、そこへ行こうか。 ノエルちゃんもユリアちゃんも行く?」


「いくいくー!」


「わたしも行くよ」


「よーし、じゃあ目的のタワーに行こう!」


 カトルがノエルとユリア王女にタワーに行くかと聞いた所、二人とも行きたいと言う意思表示をしたようなので、メルルを先頭に目的のタワーへ向かう事になった。

 その間、カトルはノエルとユリア王女の手を繋いでいた。

 なお、カトルと手を繋いでいるノエルとユリア王女はご満悦だったようだ。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「わー、すこいけしきだー♪」


「うん、見晴らし、すごくいいよ」


「よろこんでもらえて良かったね、カトル君」


「ああ。 しかも乗り出さないように高い柵も仕込んでいて、尚且つ見晴らしを損なわないようにしてるな」


 公園から南西に歩いた場所にあるタワーの屋上から見える景色に感激しているノエルとユリア王女。

 この屋上は、下手に乗り出さないように高い柵を仕込んでおり、尚且つ景観を損ねないように工夫されている。

 カトルの身長程の高さの柵なので、子供が謝って登る事もなさそうだ。


 ともかく、屋上からの景色に感激している二人の様子を見て、連れてきてよかったと安堵するカトルとメルルであった。


「今度はあっち側の景色を見ようか」


「「うん♪」」


「やれやれ、ノエルちゃんもまだ子供だねぇ」


 ノエルもこうして見るとまだ子供なのだ。

 ユリア王女の前ではお姉さんぶってはいるが、二人ではしゃいでいる様子を見てメルルが微笑ましくそう呟いた。


「そういや、南東はまだ開拓中なんだな」


「クルル曰く、あそこは農業地帯にするんだって。 ホーエル村の農産物を売り出したいんだろうね」


「ああ、成程ね。 土壌はかなりいいから、作物も育つだろうな」


「私達もカブの栽培もしておかないとね」


「情勢が落ち着いたらね」


 ノエルとユリア王女が目を輝かせながら景色を見ている傍らで、カトルとメルルが他愛のない話をしていた。

 情勢が落ち着いたら、カブの栽培もやらないといけないのだ。


 そんな事を話ししながら、二人も景色を眺めるのだった。

 そして時間的にそろそろお昼ご飯の時間に差し掛かろうとしていた。


「そろそろお昼になるね」


「ああ、丁度お腹が空いたし、食堂でご飯を食べようか」


「わー、ごはんだー♪」


「わたしもお腹がペコペコだよ」


「二人もそうみたいだし、早速あの食堂へ行こう!」


 そろそろ昼食になる所でカトルがお腹を空かせたようだ。

 同時にノエルとユリア王女もお腹を空かせたみたいで、食堂にこれから行くのを楽しみにしているようだ。

 そのため、再度メルルの先導で食堂へ向かう事となった。





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