↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
七転やおきは四字熟語で語りたい  作者: 成月 地理人
第一章:始まり
1/4

第一話:異世界に召喚されました

異世界無双コメディとか言ってますけど、たまに鬱・トラウマ・退場が出てきます

その分、ざまぁも用意されておりますのでぜひ、お楽しみください

コンビニから出てきた男、七転(ななころび)やおきはいつもと変わらぬ日常に退屈していた。ゲームは秒で飽きてしまうし、本なんて読む気にもならない。ただ、一つ夢中になれたのは『四字熟語』を覚えることだった。鏡花水月、花鳥風月、一石二鳥、自画自賛、唯我独尊、森羅万象…様々な四字熟語をやおきは知っていた。


「家に帰ったら…寝るか」


やおきのルーティーンは大体、勉強→寝る→コンビニ→食べる→寝る→勉強→コンビニ→食べる→勉強×2時間→コンビニ→食べる→寝る、である。


「あー、マジ暇だわ。暇すぎて滅!だわ」


と次の瞬間。やおきの足元に水色に輝く魔法陣が現れた。そして、その魔法陣はやおきの体をズルズルと飲み込んでいく。


「うわああああっ!?」


そして、やおきが目を開けると…そこに広がっていたのはカラフルなビルのような建物、そして頭がトカゲの人間、極めつけには外にドラゴンまでいる世界だった。


「ここはまさか、異世界…!?ていうことは!異世界召喚って事かーーーーーーッ!!?」


異世界の街にやおきの声が響き渡る。はたから見れば、完全な変質者である。


「こ、この人が伝説の勇者…?」


凛としてどこか落ち着く声が聞こえた。やおきは声が聞こえた方を振り返る。そこには青髪のショートヘアーの超絶美少女が立っていた。


「え?今、伝説の勇者って言った?てことは俺、伝説の勇者?」


「あ、まあ、はいそうです。王国に伝わる『伝説の勇者を呼び出す呪文』を唱えたら、あなたが出てきたわけです」


「しゃあああああ!勝ち確ルート来たぁ!」


この男、完全に調子に乗っている。


「あ、私の名前はルーチェです。よろしくお願いします」


「おう!よろしくな、ルーチェ!」


やおきは手を前に差し出す。


「はい、よろしくお願いします!」


ルーチェはやおきの手をギュッと握った。彼女の手はとても暖かかった。


「ではこちらの水晶玉に手をかざして下さい!ステータスが表示されます!」


「王道展開だな…これでいいか?」


そして、水晶玉に出てきたステータスは…


名前:ナナコロビ・ヤオキ。

種族:人間

能力:四字熟語


「よ、四字熟語?」


「よじじゅくご?魔法か何かですか?」


「ん~…まあ、近いかな?」


全然そんなことはない。四字熟語とは、漢字を四つ並べた熟語のことである。ただ並べただけではなく、それぞれに意味がある。


「ていうか、能力が四字熟語ってどういう事だよ!意味わかんねえよ!国語の勉強でもしてろってか!?」


「わ、私もよくわかりません…というか、ナナコロビ・ヤオキさん…ですっけ?変わったお名前ですね」


「まあ、ここではそうだな。ヤオキって呼んでくれ!」


そんな他愛のない会話をしていた時だった。


「うわぁぁ!魔物だ!魔物がいるぞ!」


外で魔物が出たようだ。


「ヤオキさん!ここは私が…」


「いいや、俺が行く。能力を試してみたいんだ」


そう言い、やおきは路地裏を出た。そして、魔物が出た現場へと向かった。


「お前が例の魔物だな…」


そこにいたのは一人の男性と原点竜『アポカリプス』だった。


「いや、急に規格外すぎだろ!?四字熟語でどう倒せ…ハッ!」


やおきは閃いた。そして、強そうな四字熟語を一つ選び、言った。


「鏡花水月(きょうかすいげつ)!」


説明しよう。鏡花水月とは、目に見えても手に取ることができないもののたとえである。アニメや漫画などの技名でもよく使われる四字熟語である。有名なのはBLEACHの『一体いつからーー鏡花水月を使っていないと錯覚していた?」というセリフである。


すると、やおきの残像が10人ほど現れた。


「おお!これこそまさに鏡花水月だ!じゃあ次は…雲散霧消(うんさんむしょう)!」


説明しよう。雲散霧消とは、雲や霧が消えるように、跡形もなく消えてなくなる事である。


そして、次の瞬間。アポカリプスは跡形もなく、消えた。文字通り、消えたのだ。


「こ、これは…チートだぁぁぁ!チート能力だぁぁぁ!」


完全に浮かれているやおきなのだった…










最後までお読みいただきありがとうございます!

四字熟語で戦うという前代未聞(これも四字熟語)のストーリーを楽しんでいただけたらなと思っています

「自分ならこの四字熟語をこう使わせる!」「やおき、強すぎw」など、感想やレビューもお待ちしてます!

面白いと思っていただけたら、ぜひページ下の【☆☆☆☆☆》評価やブックマーク登録で応援よろしくお願いします!

執筆の大きなモチベーションになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。