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第二話
いつの間にか小鳥遊兄弟は六年になり、私は五年生になった。
来年には二人は山の麓の町にある中学に通い、私1人小学校に残る。
小鳥遊兄弟以外に友達がいない私は、二人が卒業するのが嫌で五年になってからは度々気鬱になった…。
そんな私を元気づけようと二人は色々と考えてくれた。
凪流は押し花が趣味な私のために、綺麗な花が咲く秘密の場所を探しては連れて行ってくれ…
清凪は私が好きなネコさんのキャラクターのクッキーを作ってくれた。
そんな優しい二人が私は本当に大好きで…嬉しくて…離れたくなくて…
そして、また悲しくなる…
それの繰り返し…。
〜・〜・〜・〜・〜
もうすぐ私は11歳の誕生日を迎える。
凪流と清凪は私に内緒で何かサプライズを計画してくれているようだった。それが何なのかはわからないけれど、二人が自分のために考えてくれるのだと思うとすごく嬉しかったし、早く誕生日が来ないかとソワソワした。
村の大人達は別の理由でソワソワしていた。
2日前くらいから大きな台風がこちらに近づいていたからだ。
どうやら私の誕生日くらいに村は暴風域に入るようだった。
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