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異世界転生したので選んだら神様になりました  作者: ユリウス


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レオナルド=ビヨンテ=ヴィルヘルム

 教室の中に入ると冷ややかな視線が向けられていた。


あっ、さっきの不味かったか。


そう思って、気まずいなと思いながら着替えていると、金髪の男が話しかけてきた。


「入学早々に、女の子といちゃいちゃして、羨ましいね。この色男。」


俺は苦笑いしながら、


「まあ、友達だよ。男女同権だろ。これから一緒に学園生活を送るから友達同士で話して


いただけだよ。


 アルス=ボルク=シュテイン=ブラフマーです。アインス=サラマンダー卿の友人だ。


シュルトウォルテイン町の町長の息子です。」


金髪の男は、


「俺は、レオナルド=ビヨンテ=ヴィルヘルム。伯爵家の者だ。


紳士で騎士であれ。とは思うが、身分の差が彼女に恥をかかせているという事にもなる。


気をつけた方がいい。『聖光のアルス』様。」


俺はレオナルドに、


「知ってたのか。威光には頼りたくないが。」


「人づてに朝市の捕り物をして、姫様達を助けたと聞いている。あれが学園中に広まって


ないわけないだろう。まぁ、羨望の目でも見られているんだ。シャキッとして胸を張って


いればいいんだよ。」


そう言って、こちらをまっすぐ向いて話してくる。どうやら、心配されてるようだ。


 申し訳なくもなったが、気のおける人に会えたのかと少し楽になった。


「心配してくれるのか。気にはしていたが、二人ともそんなのとは関係ないと思っていた


し、そこまで有名になっていたのか。そういうのは、全部後回しにしようと思っていたの


だが。彼女とは正当な友達付き合いをしていくつもりだ。」


 俺はそう返事すると、レオナルドは、


「二人ね。真面目そうな顔をしているが、友達になるからには、ちゃんと誠実に付き合わ


ないといけないぞ。」


俺は笑って、


「いや。付き合うのは一人だけど。友達ですから。確かに言うとおりだ。女性は大切にし


ないと、それで本当に支えられるようにならないといけない。」


レオナルドは、手を差し出し、


「友は大切にしないとな。人に信頼されるようになろう。敬語は二人の時はいいぜ。」


俺も手を出し、二人は笑い合い、お互いにがっちりと握手した。


 制服に着替えると、話しも進み、他の生徒も集まってきた。


 伯爵家の子なのにきさくなところがあるな、とは思った。


平民の自分にも偉そうにすることなく、気軽に普通に話しかけてくる。貴族としての考え


はあると思うが、立派な男性、紳士らしいところもあると思う。


周りも他とは違うだろ、とそう話しかけてくる。


制服は青のフードマントに紺のブレザーと黒のズボン。


女子は赤地に紺のチェックのスカート。


制服にはオリーブのエンブレムがあしらっている。


挿絵(By みてみん)


レオナルドは、入学式の会場へ行くのに場所はどこかと聞くと、


「入学式の会場は広場に出て、右側を通って並んでいる建物だろ。」


そうだな、と人がいるし間違いない、と扉の中に入っていった。


 中で整列し席まで二列になって移動する。


入学式が始まると学園長の話があって、


「皆様、この学校で魔法や魔術の基礎を習得し、魔物の討伐や魔法の研究、魔道具や流通


ルートの開拓など、この国の先端における活動や国家事業で、中核を担って働く選択肢も


あります。魔物は、年々強くなってきており、最近になって、魔物の研究機関が立ち上げ


られ、これからの輝かしい道が開けています。皆さんは、まず、様々な分野で活躍の可能


性が見出せるように、総合的に社会に貢献していけるよう腕を磨きましょう。


 ここで、好きな事に取り組んでいけるように、自分の求めるものを見つけましょう。


 そして、それを人の為に社会の為に役立てるように頑張りましょう。」


学園長の話が終わり、先生が誘導し、クラスまで生徒が移動する。


俺はAクラスでリサとはSクラスだから別で、シルベーヌがAクラスだな。


レオナルドはSクラスと言っていた。


 グラウンドを横切り真ん中から入ると、中央右側1階に教室があり、Sクラスが2番目


で、Aクラスは隣の教室で3番目だ。


「アルス。」


突然呼び止められて、なんだと思って振り向いたら、リサだった。


青いフードに真紅の髪がブレザーとえんじのクロスの清潔さを引き立てて、鮮やかな光に


吸い込まれていく妖精の雰囲気かと思った。びっくりした。


 初めてあった時は、水色のドレスが貴族らしくてとても綺麗だなと思っていたが、彼女


の輝きがきれいな容姿や雰囲気を格好良くも見せている。制服もとても似合っている。


 それか俺が、制服が好きとか。いや、前世は社会人だし、人を見て付き合っていた、と


思っていたし、学生にはあんまり興味がない人だったんだけど。


う~ん。まだ15歳だし、恋愛とか自覚もないんだが。

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