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何をしても人口が減らない王国  作者: りょう
第一章 人口5桁
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1/8

王国、建設

ある世界に、2つの国があった。その国の名前は、インク国と、リース国である。両国は、お互い組み合わさって、王国になろうかと話し合っている。

インク国の首長は、タルトである。

リース国の首長は、ベルマンである。

タルト「王国になれば、我々合わせて50,000人になります」

ベルマン「でも、あなたの国の人口が22,000人で、我が国の人口が28,000人で、あまり変わらないのではないでしょうか」

タルト「面積も、我が国の方が6500(平方キロメートル)で、あなたの国の面積が5500㎢ですしね…。」

ベルマン「広いだけですね。」

タルト「うーん、なら、合併した時を記念として、1年としましょうか?」

ベルマン「確かにいいですけど、民族が…。」

タルト「大丈夫です。お互い、似ているようなもんでしょう。」

ベルマン「確かにそうですね。王国を作りましょう。その前に、世論調査をしましょう。」


〜インク国にて〜

タルト「というわけで、リース国と合併しようと思います。ご意見を書くための紙が入っているはずなので、ご自宅のポストをご確認ください。」

紙には、次のように書かれていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 リース国との合併についての案を聞きたいので、ご協力ください。


 あなたの意見にチェックマークを入れてください。

 Q1. あなたは、リース国との合併に賛成しますか?

 ◯賛成 ◯どちらかと言えば賛成 ◯どちらとも言えない

 ◯どちらかと言えば反対 ◯反対


 Q2. なぜそう思いましたか?

 ___________________________________

 ___________________________________

 ___________________________________

 ___________________________________


 ご協力ありがとうございました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結果、インク国では、以下のような結果になった。

「賛成」が44.9%

「どちらかと言えば賛成」が26.0%

「わからない」が2.6%

「どちらかと言えば反対」が7.4%

「反対」が19.1%だった。


「そうすれば国が栄えると思う」と考えた人や、

「合併させたら国が壊れる」とか考えた人もいた。


そして結果は、リース国との合併に賛成だった。


〜リース国にて〜

ベルマン「というわけで、インク国と合併しようと思います。ご意見を書くための紙が入っているはずなので、ご自宅のポストをご確認ください。」

紙には、次のように書かれていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 インク国との合併についての案を聞きたいので、ご協力ください。


 あなたの意見にチェックマークを入れてください。

 Q1. あなたは、インク国との合併に賛成しますか?

 ◯賛成 ◯どちらかと言えば賛成 ◯どちらとも言えない

 ◯どちらかと言えば反対 ◯反対


 Q2. なぜそう思いましたか?

 ___________________________________

 ___________________________________

 ___________________________________

 ___________________________________


 ご協力ありがとうございました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結果、リース国では、以下のような結果になった。

「賛成」が39.1%

「どちらかと言えば賛成」が22.4%

「わからない」が5.7%

「どちらかと言えば反対」が19.3%

「反対」が13.5%だった。


考え方はインク国とおおよそ同じだった。


そして結果は、インク国との合併に賛成だった。


タルト「『賛成』または『どちらかと言えば賛成』と答えた人はどのくらいでしたか?」

ベルマン「こちらの国では61.5%でした。そちらの国はどうでしたか?」

タルト「70.9%でした。」

ベルマン「どちらも過半数ですね。合併して王国になりましょう!」

両国は、王国になると決まった。

ベルマン「しかし、問題点があります。」

タルト「なんでしょうか?」

ベルマン「王国名はどうしますか?また、誰を王様にしますか?そして、どこに王の城を置きますか?もう一つ、記念として、(こよみ)の名前は何にしますか?」

4つの問題があると、ベルマンは言った。

タルト「王国名は、お互いの国を合わせて、インクリース王国にしましょう。」

ベルマン「インクリースは、increaseということで、英語で増加するという意味になりますね。」

タルト「大きくなりそうな名前ですね。どうでしょうか?」

ベルマン「うん、いいでしょう。」

王国名は、インクリース王国になった。

タルト「王様は誰にしましょうか…。」

ベルマン「我々がやった方がいいかもしれません。」

タルト「確かに、我々がお互いの最高権力者ですから。」

ベルマン「では、また世論調査をとりましょう。」

その結果、タルトが過半数を占めた。

タルト「ということで、我々が王様になってもよろしいでしょうか?」

ベルマン「了解です。」

タルト「あなたは代理の時の王様でよろしいでしょうか。」

ベルマン「はい、お願いします。」

タルト「王の城は我が国の方に置きますか?」

ベルマン「いいでしょう。」

タルト「暦の名前は、増歴としましょう。」

ベルマン「王国名にちなんで名付けるということですか…いいですね!」


こうして、2つの国は、インクリース王国という名前で、合併することとなり、

翌年、人口50,000人の王国として正式に合併し、増歴1年となり、原則はタルトが主導権を握ることとなった。

現在の人口:50,000人

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