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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
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女子力ってなに?

「薬が苦くてイヤって子供じゃない!」

「『良薬は口に苦し』だよー!」

「ハル可愛いッス」

「ハル、薬を飲むようのゼリーいるか?」

「河瀬、今どきないで」


うん、そうゆう反応するよね。あと二人はおかしい事言ってるよね。いや、一人かな。


「風香、そんな言葉知ってるゲホッケホッ」

「ハル、無用なツッコミを入れないで大人しく。風香もよく知ってたわね」

「二人としてひどいよー!私だって知ってるよ!」


由々はいいお母さんになれそう。由々と結婚する人は想像出来ないけど……。くしゃみした袖中くん、風邪移ったのかな。そうすぐ移る訳ないか。

でも風香のキャラとしたね。何と言うかアホな子と言うイメージが強いだよね。


「ハル、お昼だけど何か食べたか?」


騒がしく風香と由々、それを淡々と見ている兄妹。その中で気を使ってくれるシノくん。


「食べたようと思ってたら、シノくんたちが来たから食べてない」

「あ~、悪かった。まぁ、なんだ…台所借りるな」

「ケホッ…どうぞ」


シノくんが部屋を出ていった。その際、レジ袋に入った赤い球体を持って行った。



「ハルの部屋は本ばっかりッスね」

「ほんな、まさに文学少女やな」


文学は認めるけど、文学少女は気恥ずかしいかな。『文学少女』という本はあったけど、あれほどじゃないだよね。


「でも、ハルの部屋は女の子っぽくないッスね」

「カハッ…ケホッケホッ」


なんだろう…僕は男だけど、このショックは。女の子らしいモノは何一つないけど……いや、シノくんに買って貰ったヘアピンだけかな。


「それは僕に女子力がないと言いたいの柚葉…ケホッ、そのケンカなら買うよ」

「いや、ケンカのつもりはないッスよ」


それならいいのかな。

シノくんが戻って来た。なんかお皿に白く肌色っぽいのを盛り付けてる。


「し…シノくん、それは何?」

「ん?切ったりんごをおろし器をおろしただけ」


あのレジ袋に入ってあったのはりんごなんだ。


「それの中に薬を入れたら飲めるだろ」


さっき女子力と話してたけど、案外シノくんの方が高いかもという疑念が女子一同流れた。


「サッキー、女子共固まってるで」

「固まる要素あったか?」

「なんと言うか…やっぱり何もないわ」


袖中くんをキッと睨んで黙らせた。

ここでバラされると女としてのプライドがズタズタになる。この男子(シノくん)を越える!


次回予告

由々「まさか、坂雪くんまで私より上なの…」

柚葉「ちょっと危機感あるッス。でも、由々に勝ってるからまだいいッス」

由々「ちょ……聞き捨てないわね。これでも家事は出来るの」

柚葉「料理は?」

由々「ノーコメントで。次回予告『クリスマスまでもうちょっと』。そろそろネタ切れかしら」

柚葉「そうかもッスね」


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