二学期…夏休みの課題
夏休みが終わって二学期最初の登校、始業式だ。教室に入るなり夏休みの思い出を話している。日焼けしてるのは男子が多い。僕は焼けてはないよ、日焼け対策は万全にしていたから。
「お・は・よ・う~ハルやん~!」
「わっぷ、風香おはよう。由々もおはよう」
「おはよう」
教室に入るなり、抱きつく風香と後ろから見てる由々。学校でするのも久しぶりだな~。
「ハルやん、夏祭りは充実したかね!」
「ななな何に言っての!?そこは夏休みでしょ!」
風香は何に言ってるのか!?充実してったかと言われるとしてたとしか言えないよ。
「この風景を見ると学校に来たのねと実感するわね」
も~由々も何に言ってる?なんかお婆ちゃんみた……。
「余計な事を考えるのはこの頭かしら?」
「ひゅみましぇん」
両頬をつねられて若干痛い。由々は妙に勘がいいよね…まるで誰かみたい……誰とは言わないけど。
夏休みの課題を出しでると風香が不思議そうにしていた。
「ハルやん、何してるのー?」
「何してると言われても、夏休みの課題出しでるだけど」
「夏休みの課題……?」
初耳と言わんばかりの表情。このパターンはもうわかってる。
「やってないよー!?由々写させてが!」
「いやよ。いつも言ってるでしょは、ちゃとしないと地獄をみると」
「由々のケチんぼー……ならハルやん!」
「僕も由々に賛成かな~」
「そこは見せてよ!?」
ちゃんとしない風香が悪いしね。夏休みの間に仕上げれるようになってるのに。でも、量は多かったかな?
乱入者が現れた。
「篠原たち、宿題写させてくれへんか!?」
あ~ここにもやってない人がいたのね。その為に他クラスまでやって きたのね、袖中くん。
「ハルたち、すまない。袖中が宿題やってなくてな」
「あぁ、シノくん…さっきの言葉で察したよ」
風香と袖中くんが由々に交渉してるけど、上手くいかないと思うな。だって由々はお母さんみたいな人だから、ズルはしないだよね。
あっ、由々が折れたのかな?宿題を渡さしてる。
でも意味ないよね………だってすぐにHRが始まるのに。
僕が思った直後にチャイムがなった。
「篠原、計ったな!?」
「あら、悪い?でもちゃんと見せたでしましょ」
「1分もあらへんなかったやん!?」
「でも、約束は約束よ。スイーツバイキングはおごりね」
由々、完璧に狙ってたよね。
「ほら、袖中戻るぞ」
「離せ、サッキー!篠原と話さなアカンねんーーー!」
首根っこを持たれ引きずられる袖中くん哀れなり。
この後、風香はこってり先生に絞られた。たぶん、袖中くんもかな?
次回予告
風香「先生に怒られた~」
袖中「俺もやで。しかも篠原、嵌められたわ」
風香「なんか、約束してたねー。ケーキバイキングだったね」
袖中「そうや、篠原がよくいく店みたいやけど、なんぼするん?」
風香「う~ん、3500円くらいだったかな~」
袖中「リアルにサイフに響く値段やな!?」
風香「頑張ってね。次回予告『デート……後を追う』。もうすぐ文化祭だねー」
袖中「俺はそんな理由じゃないねん!?あと次回予告に文化祭関係ないやん!」




