表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
35/241

関係は少し前進?

お母さんの誤解…からかい…まぁ、そんなところをあって、お茶と茶菓子を渡して出て行った。坂雪くんには申し訳ないと思ってるよ。だってお母さんから変な事を言われたんだから。


「お母さんが本当にごめんね」

「別に謝る事じゃないだろ。だけど、おばさんは面白いな…おじさんとは会った事ないけどな」


そう言えばそうだね。お父さんは海外にいるのが当たり前だし、坂雪くんを家に来たのはこれで二回目だ。……今回は不意討ちな気がするけど。


「別に普通の家族だよ……ただ親のテンションが高いだけの」

「それでも、いい親だと思う」


いい親か……初めて言われたかな。これまでどこにでもいる普通の親と言うしか、思ってなかったな。だけど、褒められるのは嬉しいや。

坂雪くんのご両親はどんな人なんだろう?でも、坂雪くんは優しいから、ご両親もきっと優しい人なんだろね。


「なぁ、河瀬」

「……ハルでいいよ。ううん、ハルって呼んで」

「別に河瀬でいいだろ」

「保健室では呼んでくれたでしょ」

「聞いてたのかよ」


恥ずかしそうに僕から目線を外す坂雪くんが面白いと思った。

しっかり聞こえてたよ。今も思い出すと嬉しく思えてしまう。

由々や風香、柚葉に名前で呼ばれてるけど、坂雪くんに言ってもらう方がずっと嬉しい。

だけど友達として嬉しいのか、それとも………別の何なのかは分からない。


「わかった、ハルって呼んでもらう代わりに僕はシノって呼ぶ」

「いや、何がわかったんだよ」

「なんだろうね?」

「疑問なんだ……は…ハル」

「ッ……!?」


名前を呼ばれて…………モノ凄く嬉しかった。保健室で意識がハッキリしてなかったけど、今は嬉しい恥ずかしい二つの感情が僕の中で入り混じっている。


「無言でいられると恥ずかしいだが」

「えっ、あ…うん、ごめんね…シノくん」

「お…卑怯すぎ」


仕返しに一番いい笑顔で言ってやった。


「やっぱり、名字で呼ぶ事にする」

「えぇ、せっかく僕がいいって言ってるのに」

「お前がよくても、俺が悪い」

「なら、僕はシノって呼び続けるよ」

「どんな理屈なんだ」


さぁ、 どんな理屈かな?

僕は男だけど、今は女の子……もしかしたら、これがこの気持ちが好きと言う感情?

もしそうだったのなら、いやそうなんだ。

一度好きだと納得すると胸の中が落ちてスッキリした。それゆえ僕は男だと思う悩みもあった。


「ねぇ、シノくん」

「それで呼ぶのかよ。で、どうした?」

「もしも誰かに好きという感情を持ったらどうする?」

「好きなら、一直線に行くのじゃないのか。好きになったなら、それから逃げる事は出来る事じゃないさ」


そうなんだ。僕は体が女の子でも、心は男だと思ってた。それは僕自身の思い込みかもしれない。

時間はゆっくりあるのだから、少しずつでも調べていけばいいね!


「どうて、そんな質問を?」

「ダーメ、教えて上げない」


次回予告

ハル「ひさしぶりのハルです」

柚葉「こっちもひさしぶりッス」

ハル「柚葉は本当にひさしぶりだね。体育祭出てなかったし」

柚葉「それは、作者の進行予定でなっただけッス」

ハル「レギュラーとして、バンバン活躍して行きたいね」

柚葉「そうッスね。次回予告『図星』ッス。図星って梅干しみたいな発音ッス」

ハル「まったく似てないと思うよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ