健康診断おわりの昼食
インターンシップ研修も終わり、また連載を初めます。
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健康診断も終わり、昼食となった。
天気もいいし、風も心地よいので中庭で食べる事になった。坂雪くんたちも合流した。
木の下がちょうど日陰に成ってよかった。
それぞれかお弁当を開けていく。でも、坂雪くんはお惣菜パンなんだけどね。
「ようやく、飯にありつけるで」
「えぇ、本当にね」
そう言えば、由々は朝御飯抜いてたんだね。それはお腹空いて当然だよね。
ワイワイと食べていたら、袖中くんが切り出してきた。
「サッキーは身長とか伸びたん?」ピクッ
身長という言葉に反応してしまう僕。
「ん、あぁ。1cmくらいは伸びてたな」ピクッピクッ
「まぁ、そんなモンかいな。第二成長期でも伸びへんな」
「そうすぐに伸びる事はないだろ」
坂雪くんは伸びていたんだ……男である(心の中で)僕が伸びてなかったのに。
神様、なんでこんな風にしたんですか……。
「ハルやん、どうしたの~?」
「いや、ちょっとね。僕が気にしてる事だから」
「よくわかんないけど、貧乳なんてステータスだよ!貴重価値だよ!」
「それは素直に嬉しくないよ!そして、恥ずかしい事を言わないて!」
貧乳だと気にしてないけど……僕は男だよ!だから気にしてない……けど、最近男と言うのが曖昧になって来てる。(母の教育の賜物)
「そう言えば、河瀬」
「は、はい!?」
急に坂雪くんに話し掛けられて驚いたな。
「叔母が新作の和菓子が出来たから食べにおいで、と伝言」
坂雪くんの叔母は甘味処『月見』の店長さんだ。僕も最近入っては、よく行ってる。甘さ控えめ甘味が美味しいからね。悩みとしては、バイトしないかとよく誘われる。お断りしてるけど。
「わかった。明日か明後日には行くよ……どうしたの、みんな(坂雪くん抜き)?」
「「「なんで、サッキー(坂雪くん)のバイト先を知ってるだ(の)!?」」」
いや、普通でしょ。入った店がたまたま坂雪くんの叔母でバイト先だったんだから、おかしくないと思うけど。
「もしかして、二人は付き合ってるの?」
「んにゃ!?」
僕と坂雪くんがつつつつ付き合ってるだって!?坂雪くんならやぶさかでは………って、僕は男だから!坂雪くんとは付き合う筈がないよ、ホモでもないし。
「やっぱり戸惑うハルは可愛いわね」
「まだ付き合ってないよ!」
「まだと言う事は付き合う予定はあるんやな」
「いや、それもないよ!」
「ハルやん、お父さんは許しませんよ!」
「風香はお父さんじゃないでしょ!?みんなとして僕をからかうのさぁ!?」
「「「ハル(やん)(河瀬)を弄るのが楽しいからね(や)!」」」
そんなことだろうと思ったよ!
「坂雪くんもなんか言ってよ」
「悪い噂がある俺が河瀬にふさわしくないだろ」
この時、みんなの時が止まった。
「ささサッキー、そ、その噂がなければ……ふさわしいと」
油が切れた機械の様に口を開く袖中くん。
「えっ……いや、そうゆう事じゃなくて!」
どうやら自分で言った事の恥ずかしさを理解したみたいだ。
「ハルやん、顔真っ赤になってる」
風香、今はそれを指摘しないで。
次回予告
袖中「いや~、サッキーがあんな実現性するなんて珍しいわ」
風香「ハルやんの照れた顔もよかったね」
袖中「中々見れへんから余計な」
風香「そうだね。次回予告『靴箱には手紙』」
袖中「古風な手段やな」




