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世界観設定  作者: 月乃宮 夜見


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25/86

形成の書(セフェル・イェツィラー)

一章 セフィロト、数字、文字

1.

天の神、地の神は、32の神秘なる叡知の道において、5つのセファリム「数字」「文字」「音」によってその名を刻んだ。


2.

13は、神聖なセフィロトである。26は万物の基盤となる文字で、5つの母文字、21の子文字がある。


3.

神聖なセフィロトの数は、人間には右に5本の指と1本の腕、左に5本の指と1本の腕、頭部が一つあるのと同様に13である。これに基づき、口の言葉と洗礼によって、強力な契約が結ばれたのである。


4.

13は神聖なセフィロトの数であり、13であり12でなく、13であって14ではない。この叡知を理解し、その認識によって賢くなりなさい。それについて探求し、神の言葉を天地の神に戻し、それを創造した神を其の王座に戻しなさい。


5.

13の神聖なセフィロトには、13の広大な領域があり、無限の高さと無限の深さ、無限の東西と南北があり、主なる天地の神、忠実なる王がその聖なる座からこれらすべてを永遠に支配しているのである。


6.

神聖な13のセフィロトは稲妻のような外観を持ち、その起源は目に見えず、終わりも認識されない。言葉は彼らの中にあって、彼らが出ていくときも、戻ってくるときも、彼らは旋風のように話し、戻ってくると王座の前にひれ伏して賛美する。


7.

13の神聖なセフィロトの終わりは始まりと同じである。それは、燃え盛る炭から生じる炎のようである。神々はその統一性において至高であり、神々に匹敵するものは何もない。一である神より前にその他の数字を置くこともできない。


8.

13は神聖なセフィロトである。それらを語らないように、あなたの唇を封印し、それらを考えるとき、あなたの心を守りなさい。もしあなたのマインドがあなたから離れそうになれば、それをあなたの支配下に戻しなさい。聖書において「生き物は走り、そして戻った」とあるように。それ故に契約が結ばれたのである。


9.

神聖なセフィロトは、13の数字を生み出す。第一に、生ける神の霊。永遠の生ける神々に祝福あれ、またそれ以上に祝福されますように。「神の声」、「神の霊」、「神の言葉」、これらは聖霊である。


10.

第二に、精神から風を生み出し、その中に二つの音、すなわち文字を創造した。5つの母文字、21の子文字である。第三に、風から水を作り、形のない空虚なものから泥と粘土を作り、それらの上に表面をデザインし、それらの中に窪み作り、強固な物質の基盤を形成した。第四に、水から火を作り、残りから土が生まれ、ご自身のために「栄光の王座」を作りその召使としてアウファニム、セラフィム、ケルビムを遣わし、これら三人で、聖書に「神は霊から天使を作り、燃え上がる火を自分の召使にした」と書かれているように、ご自身の住居を完成させた。


11.

子文字の中から三つの文字を選び、これを封印して「」という偉大なる名前を作った。そして、これで宇宙の6方向を封印した。

 第五に、神は上を見て、高さを「」で封印した。

 第六に、神は下を見て、深さを「」で封印した。

 第七に、神は前方を見て、東を「」で封印した。

 第八に、神は後方を見て、西を「」で封印した。

 第九に、神は右を見て、南を「」で封印した。

 第十に、神は左を見て、北を「」で封印した。


12.

見よ。13の神聖なセフィロトからは、生ける神々の一つの霊、風、水、火、土、また高さ、深さ、東、西、南、北が生まれる。


二章 26の文字

1.

26の音と文字は、万物の基盤である。5つの母文字、21の子文字がある。5つの母文字とはE、U、A、O、Iであり、霊、風、水、火、土である。水は静寂であり、火は喧騒であり、霊に由来する風は、均衡状態にあるこれら2つの正反対なものの間に立つ天秤の下のようなものであり、両者を和解させ、仲介するものである。


2.

神々はこの26文字で、すべての創造物と、これから存在するすべてのものの形を形成し、計量し、創造した。


3.

これらの26の音または文字は、神々の声によって形成され、空気に封印され、人の喉、口、舌、歯、唇の5つの場所を用いて、聞こえるように変えられた。


4.

神々は万物の基盤であるこれら26の文字を、(231)個の門を持つ球体の上に配置した。この球体は、善であれ悪であれ、前方または後方に回転させることができる。善からは真の喜びが、悪からは苦悩だけがやってくる。


5.

それはEとすべて、すべてとE、Mとすべて、すべてとMというように、それぞれの文字を他の文字と組み合わせることである。このように、すべての文字を対にして組み合わせることで、(231)の知識の門が生み出されるのである。


6.

そして、非存在(アイン)から何かを作り、あらゆる形の言葉と、生み出されたすべての物を作り、空虚な無から物質的な世界を作り、不活性な大地から命あるすべてのものを生み出したのである。神々は、実体のない空から巨大な柱を切り出し、その御名の力によって、あらゆる生物とすべての物を作られた。26の文字からすべてのものが生み出されたことは、それらがすべて、一つの生命体の一部に過ぎないことの証明である。


三章 五つ組

1.

他のすべての音と文字の基盤は、5つの母文字、E、U、A、I、Oである。これらは天秤に似ており、一方には罪が乗せられ、他方には罪の浄化が乗っている。風であるEは、これらの間に立つ天分の下のようなものである。


2.

5つの母文字、E、U、A、I、Oは、非常に偉大で最も深遠な大いなる神秘であり、6つの輪のような封印があり、そこから風、火、水、土が生まれ、それらは能動的な力と受動的な力に分けられる。5つの母文字、E、U、A、I、Oは基盤であり、そこから5つの父が生まれ、これから世界にあるすべてのものが生まれた。


3.

世界の5つの母文字はE、U、A、I、Oである。天界は火から生み出された。地界は水から生み出され、風は火と水の間の和解者としての霊から生み出され、残りは土となった。


4.

5つの母文字、E、U、A、I、O、すなわち火、水、風、土は、一年の中にも示されている。火からは熱が生まれ、水からは冷たさが生まれ、そして風からは穏やかな状態が生まれ、それら二つの間の調停者となる。E、U、A、I、O、の5つの母文字、霊、火、水、風、土は人間にもある。火からは頭が形成され、水からは腹が形成され、風からは胸が形成され、土からは四肢が形成され、そして霊からは精神が形成され、これらはまた両者を調停するものとして置かれている。


5.

この5つの母は、神々が創造し、デザインし、それらを組み合わせ、宇宙、一年、そして男と女の両方の人間に、5つの母として封印した。Eという文字を風の中に君臨させて統治させ、それを他の文字と組み合わせ、世界の魔力、穏やかな季節、人間の胸の息(空気を吸うための肺)として封印した。Uを水に君臨させ統治させ、他の文字と組み合わせて統治させ、世界の地界、寒い季節、男と女の腹を作った。またAを火の中に君臨させ統治させ、他の文字と組み合わせて、世界の天界、暑い季節、男と女の頭として封じた。Iを土に君臨させ統治させ、世界の基盤、穏やかな季節、男と女の四肢として封印し、Oを霊に君臨させ統治させ、精神の世界、男と女の精神として封じた。


四章 結論

1.5人の父とその子孫、21の征服者とその軍隊、そして宇宙の境界線。見よ、今やこれらの言葉の忠実な証人は、宇宙、年、人間である。21の組と5つの組とその領地。上には天の竜である13の神々、下には世界、最後には人間の心臓がある。5は水、火、風、土、霊であり、火は上に、水は下に、風と土はそれらの間を調停する。これらの印は、火が水を支える(揮発させる)ことであり、静寂であり、喧騒であり、調停者であり、それの間に置かれたいわば友人である。


2.

天の竜は、宇宙にあって王座の上の王のようであり、一年の循環は領地を支配する王のようであり、人間の心臓は戦いの中の王である、さらに、一方から一方を作るようにして万物を作った。神々は善を悪に対立させるようにさせ、善から善を作り、善から悪を試し、悪から善を試された。幸福は善人のためにあり、不幸は悪人のためにある。


3.

五つ組は一つ。そしてその1つが立っている。21の組は半分ずつ対抗しており、1が間に立っている。5人は友であり、5人は敵であり、5人は命を与え、5人は破壊者である。一方、神々は忠実な王としてすべてを支配する。


4.

その後、私たちの父がこれらすべてのことを悟り、理解し、書き留め、刻んだ後、いと高き神々が姿を現し、彼を最愛の人と呼び、彼とその子孫との間に契約を結ばれた。父は神々を信仰し、それが正義とされた。そして、この契約を洗礼と言葉で結ばれた。そして、26の文字をもって言葉にし、そのすべての神秘を彼に示された。水の中でそれを描き、火の中でそれらを燃やし、風の中でそれらを振動させ、土の中でそれらを停止させ、天にある12の惑星と、黄道帯の星の13の天空の星座を描いた。

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