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VRゲームで花を育てるゲーム妖精していたら、そのまま異世界に転生してました。(なろう版)  作者: 無限飛行
第三章

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第454話 神社ワールド27(ケアロボ?)

◆ログハウス・ランドリーにて

カーナ視点


「ララちゃん君はララちゃん君なのです」

「答えになってねぇ」



言葉のキャッチボールになってない。ララちゃん君に性別は理解出来てないようです。

まあ精霊化したハムスターとはいえ所詮は只のケダモノ。

人の言葉をちゃんと理解が出来るはずもなしか。



「相手にした私がおばかさんでした」

「おばかさん………」

「イドちゃん、変な部分だけ連呼すんの止めてくれる?」

「おばかさんおばかさんおばかさんおばかさんおばか」

「ヤメロや」



はあ、この機関銃女子高生は相変わらず情緒不安定で困ります。

オマケに時々脅かしてくるとか勘弁して下さい。



チーンッ

「は?何の音??」

「恨めしながら洗濯が終わったみたいですよ」

「その完了音はやべぇ。まさか?!」



ガチャリッ

洗濯機のドアを開けると部屋いっぱいに広がるコンガリ焼けたベーカリーの匂い。

さあ素敵な朝ごはんの時間です。

皆はこぞって食卓に向かい今日の食事に感謝の祈り……って、おい?!



「恨めしながら黒いワンピース、でしたっけ?」

「………………」



終わった。

一張羅白いワンピースが洗濯機の乾燥で黒いワンピースに変わりました。

フザケンじゃねー。

だとしても原型保ってんなら着れるかも?

慎重に手に取ってみる……。


カサッ

パラパラパラパラッ



「……………」

「見事に粉微塵ですね」

「……………」

「恨めしいですか?」

「……………」

「悲しいですか?」

「……………」

「素っ裸確定、超ウケる」くすっ(笑)

「……………」イラッ

「乾燥機だけに感想をどうぞ。とか?」

「むきーっ!!!」

「きゃあ、八つ当たり駄目ぇ?!」



日頃の反動か私のイジりに舌が滑らかになるイドちゃん。

堪らず彼女のセーラー服スカーフを固結びでぐちゃぐちゃにしてやりました。

必死に解こうとしてますが悪戦苦闘しています。

ざまぁ。


しかし欠陥洗濯機には参りました。

乾燥機能がオーブンとかトンデモ過ぎるでしょう?!

そして一張羅無くした私はマジ素っ裸でこれからどーすればいいの?



「寒、湯冷めしてんじゃん?!やべぇ、シャレになんない」



正直私のサイズが人間サイズだったらイドちゃんのセーラー服ぶんどっているところですが、残念ながら自分は妖精サイズで手のひらサイズの衣料しか合いません。


つまりリカちゃんとかバービーとかの服サイズなんである意味この世界では特注品になります。

そして特注だから高級品。

つまりプラダとかグッチとかと同義という事。

だから簡単には手に入らない。



「私の服は高級ブランド並みに高嶺の華。どうやって調達しよう?」

「恨めしながら適当に布でも被ってればよろしいのでは?」



イドちゃん、固結びが解けずイライラ爆発で恨み節か。

ああん?

先に喧嘩売ってきたの、ソッチだかんね?



「イドちゃん、また(ケンカ)売るなら私が高く買うわ」

下取り車はありません(ゴメンナサイ)……」



さてイドちゃんを黙らせたけど、いつまでも素っ裸ではいられません。

アルタクスさん胸ポケットが恋しいとて《裸の舞》で彼の前に出たら蛮勇どころか痴女認定もあり得る今日この頃。

或いはこのまま素の魅力アピールで求婚もあり得るか?とかありなん。



「はあ、やっと解けた?!スカーフ固結びにするとか本当に恨めしいから!って、素っ裸で何もんもんと考えてるんですか?」



チッ

思ったより早くにイドちゃんのスカーフ固結びが解けたようです。

もっと苦労すればいいのに。



「仕方ないでしょう、一張羅だったんだから。それより何か代わりになる布製のものが欲しいんだけど」

「スカーフはあげません」

「ああん?!」



スカーフを後ろに隠して舌を出す機関銃女子高生。

一見可愛いが背中の機関銃が異様さを隠せていません。

イドちゃんケチンボ!



「それならアタシの毛皮に入るのです。きっとポカポカするのです」

「それだけはゴメン被るって?!ララちゃん君、元のもふもふに戻ってるーっ???!」



さっきまで棒ハムスターで毛皮洗っていたララちゃん君。

いつの間にか彼?彼女?がヨレヨレ毛皮を着込んだのはいいとして、棒に毛皮を着込んだだけでモフモフでっぷりに戻るってドユコト?!



「アタシは元々でっぷりなのです」

「それは分かってるけど元に戻るプロセスが謎々だわ」



それで恐る恐るララちゃん君の毛皮を突付いたらズブズブと無造作に潜り込む私の手?!

底なし沼並みに潜るんですが??


ああ、だけど何となく分かった。

これはアレだ。

あの世界最大エンターテイメント・メディア企業作品にある白い風船ロボットと同じヤツ。

つまりララちゃん君の正体は《人間大風船ハムスターケアロボット》だったとか?

いやいやだったら四次元ポケット持ってる猫型ロボの方がずっと便利って、そういう問題なん??


で、精霊は何処行ったんん???


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