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そして•••大変です!イーサム様がデレました。

好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きでたまらなかったイーサム様が‼︎‼︎


なな何と、結婚を了承してくださいました(((o(*゜▽゜*)o)))

ミランダは天にものぼる気持ちです☆ラッパの音が聞こえてきますわ!


「イーサム様‼︎私、とぉ〜〜〜っても幸せですわ!」


ならず者達を運んだ後全身血塗れだけれど、イーサム様も血塗れだしいっか!と思って抱きついてみたら、ピシッていう音が聞こえてくらい固まってしまわれた。やっぱりまだ女性が苦手なのね。しょうがないからすぐに離れたけれど。


「イーサム様、まだ女性が苦手ですの?けれど困りましたわ。私、イーサム様と息子と娘と剣の打ち合いをして過ごす休日が夢ですの。子供が欲しいから、少しずつ触れ合いになれて下さいな♪」


背の高いイーサムを見上げると、手で顔を押さえてため息をつかれてしまった。


「婚前に暴走しかねない••••••」


「え?何ですの?聞こえませんでしたわ。今更やっぱり無しはいけませんわよ!男に二言はなし!ですわ。」


「わかっている。とりあえず返り血をどうにかしよう。帰るにしてもお互いひどすぎる。」


「は〜い(^ ^)!」


スタスタと歩く後ろ姿は凛々しくて、はぁ、あの背中に抱きつきたい!私もムキムキに鍛えたかったけど、伯爵家の令嬢として絶対にダメだとお父様から言われたので目指すのは騎士ではなく暗殺者のような力と身体!努力した甲斐がありましたわ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



すぐに家に戻って、イーサム様の気が変わらないうちにとお父様の執務室へ引きずり、婚約の意向を伝えた。


貴族と言うのは色々段取りを踏まないといけないらしい。


アドレナリンがドパァーっとでてた私は、この一月ただただ結婚にたどり着くようにと根回しや準備に走り回っていた。ちょこちょことイーサム様も我が家に顔を出して下さってたのに、忙殺されていてまともな会話や触れ合いをしてない事に気付いて唖然!一気にイーサム様欠乏症に陥る。アァァァ••••••。・゜・(ノД`)・゜・。


こうはしていられない!私のセンサーが今日のイーサム様は騎士として訓練中だといっている。手作り弁当と差し入れのお菓子を作って、周りの令嬢を牽制しなければ!!


料理長に手伝ってもらいながら完成したそれを持って馬車に乗り込む。


イーサム様を慕っている女性は様々である。お色気ムンムンの妖艶な女性から清楚でそそとした女性。そんな彼女達に勝たないといけない。ラッキーな事に、適度に鍛えた身体はしなやかで、胸もそれなりにある。外で戦闘する際は胸が揺れないよう布で押さえつけ、着用する服は真っ黒な長袖と黒いパンツ。もちろん手袋も必需品である。したがって、胸が垂れる事も、日焼けする事もない!私に死角はないのですわっ!オーホッホッホ••••••


あら、やだ、品のない高笑いなんぞしてしまったわ。ただ、他のライバルに対抗するために、首元までしっかり詰まっているドレスで貞淑そうに見えるのに、胸の下でキュッとリボンを結んであるため胸が強調され、さらに素材がシルクで身体にフィットするため腰回りなども風が吹くと艶めかしく強調される戦闘服を着ていった事をここに示そう。ふふん、負けませんわ。



そんなこんなで、真剣に訓練をされているイーサム様を観覧席からじっと見つめております。


イーサム様はクールだけど、仲間と話している時は柔らかい目をしている。部下に指導している時の顔は厳しいけど、それは戦場で新人達が命を落とさないため。城下町を見回る時だって、貴族である事をかさにきて大きな顔で偉ぶってろくに仕事をしない騎士だっているのに、イーサム様は巡回中目の不自由な靴屋のおばあちゃんの手を引いて道案内してあげていた。そんな彼の優しさが大好きっ!


それから•••


「ミランダ」


私の名前を呼ぶイーサム様の声が大好き(*^^*)

最近声に甘さがでてきたのは気のせいではないはず!!


私とイーサム様の結婚式まであと少し!必ず幸せにしますからね、イーサム様♪

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